マリンローズパーク野田玉川はロマンたっぷり!

今日は観光ガイドブックではおなじみの
「マリンローズパーク野田玉川」をご紹介いたします。


アクセスは岩手県野田村道の駅から車で約12分。
看板が出ていますので、曲がりましたらまっすぐ上にのぼっていく感じになります。
(これは連休中に撮影した写真。小さな公園と一本桜があるのです♪)



まずはここ、どんなところかといいますと、最盛期はおよそ200人もの地元従業員が働いていたという日本有数のマンガン鉱山だったんです!
マンガン鉱物種が主ではありますが、産出鉱物は100種を越えるそうです。

なんかすごい山ですね!



野田玉川鉱山の開発は明治38年ごろ。
昭和26年にミサゴ下部鉱体(大富鉱体)を発見、
昭和35年、月産粗鉱4,000トンを数えるに至り、
昭和38年には下13番坑(下390m)まで開発し、生産量、品質ともに日本有数のマンガン鉱石となりました。

そして昭和62年、マンガン鉱山の坑内の一部を「マリンローズパーク野田玉川」として一般に開放となりました。なお、現在は採掘は行われていないそうです。



そして「マリンローズ」というのは、
ここで採れていたマンガン鉱石であるバラ輝石(学名:ロードナイト)の愛称です。
バラ輝石は、現在はここ岩手県野田村でしか産出されていない貴重な石です。
およそ二億年もの永い間、地中深くに眠り続けていたもので、
このようなやわらかいピンク色の石なのです。


で、ここマリンローズなんですが、施設がちょっと古いんです。
昭和62年ということは1987年ですから、23年前。
古くはありますが、だからこその見どころもあるのです!!(力説


この雰囲気を今日は少しでもお伝えできればと思いますヨ!




本日は、代表である税田さんにご同行いただきました。
お忙しいところ、ありがとうございます~~。

ドアを開け入ると、すぐにヒンヤリとして寒い空気。(5月ですが、今日は冬コート着てきました)

長く続く、薄暗い坑内。

下を見れば通路はトロッコの線路の跡。水の流れる音がします。



中では当時、どんなふうに採掘が行われていたか分かるように展示されています。

実際の機械にマネキン付で再現されています。
機械で岩を掘り出し、トロッコで石が運ばれ、暗くて狭いトンネルの中真っ黒になってせっせと働くお父さんたち・・・そんな感じだったんでしょうか・・・

上からはポツンポツンと水が落ちてきます。
いやー・・・・ 「味がある」では言い表せないこの雰囲気。
怖いような、ワクワクするような、探検ってこういう気分になるのでしょうか。

中には珍しい機械もたくさんあります。
様々な所で採掘法などの解説も書かれており、じっくり読むとなかなか面白いです。
このコンプレッサー、実際に作ったことがあるという方がいらっしゃって、懐かしまれたとか。。
よく見るとTOSHIBAって書いてありますね!

坑内にはワインセラーもあり、中にはワインがずらりと並んでいます。
ワインを保管するには最適な場所なんだそうですよ。
と税田さんのお話を聞いていたら、パタパタ!
何か飛んだ!

コウモリでした・・。

ワインセラーのあたりにいつもいるそうです(ドキドキ)
コウモリなんか、洞窟でしか見れないんじゃないですか?!(え?そんなことない?)


中間地点にあるホールでは(ホールは明るいのでホッとします。。)坑内断面図の解説など展示しているのですが、そこでびっくり。こんなものを発見しました。


赤ちゃん鍾乳石!!
鍾乳石といえば、洞窟の奥にある太~い逆ツララというイメージがありますが、
これはこの施設ができてから、少しずつできた鍾乳石(?)。
見ているそのときも、上からポツンと雫が落ちて、下に落ちていました。



この鉱山は見学できる範囲だけでも1300m。

しかし、実際には現在地から下330mまで掘り下げ、かなり広い範囲に渡っているそうです。
330mって。・・・・・東京タワー!?(ぞっ)

ですが、今は下のトンネルはすべて水に浸かっているんだとか・・・。(ロマンです・・・)


曲がりくねった坑道や、枝分かれした坑道、
すべて鉱石のある場所を苦労を重ねながら探し求めてきた証です。




そして中間地点を折り返すと、今度はマンガン鉱石・バラ輝石をはじめとして、
さまざまな宝石の原石が展示されています!(なお、この鉱山で取れた石ではありません)



宝石を見る機会なんかめったにないので、楽しいです
そんじょそこらでは見られないようなでっかいものもあり、種類もすごい。原石にみんな「宝石ナンバー」が付いていましたが・・・いくつまであったかな?? キラキラ光ってきれ~い。



・・・と思って見入っていたら、ええっ、アンモナイトの化石まで!!
さながら世界の石の博物館です!これは石マニアの方が喜びそうです!




いやー、個人的にはとても楽しめました。
あとは、どこもそうだと思いますが、前知識があると「これ知ってる!」「本で見たけど、これが現物か!」とさらに楽しめると思います。今回は税田さんが解説してくれたので、私も野田玉川鉱山のロマンをたっぷり感じられたと思います。



ところで、「バラ輝石がある場所には“大富鉱体”がある」――と言われることから、
マリンローズは“幸運をもたらす石”とされています。

さぁ、外へ出て売店ものぞいてみましょう。



マリンローズはもちろんですが、さまざまな宝石があります。

こんなかんじのパワーストーン的なものから、

アメジスト・水晶他いろいろあります。わぁ~~。


マリンローズは地下100m~500mから採取されたバラ輝石から、
特に品質の良いものを1個1個手作業で研磨・加工された一品です。
二億年という長い時がつくりあげた鉱石・バラ輝石マリンローズ。
ぜひ思い出の一品にどうぞ。


【入館ポイント】
・中は寒いです。ぜひ厚着を。
・所要時間は30分~1時間程度。お手洗いは済ませておくといいかもですよ。
・足場は悪くありません。上り下り・階段もありません。
・写真撮影はOK。暗いのでなかなか難しいですが・・
・コウモリは出ますがだいじょうぶです。
・怖いのでカップルは手がつなげちゃうかも~!
・毎週火曜日は定休日です。(また、11月~4月は冬季休業に入ります!その前後にはお問合せを)


▼入館料、営業時間など詳細は下記よりご覧下さい
野田村観光協会-マリンローズパーク野田玉川
0194-78-2138


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タグ:マリンローズパーク野田玉川, マリンローズパーク野田玉川, 山ぶどう狩り

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※記事の内容は取材当時のもので、最新の情報とは異なる可能性があります。最新情報は直接店舗等にご確認ください。

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