久慈の観光地をめぐるよ!

昨日は「地元の魅力再発見ツアー」というのに参加してきました!
今ツアーは朝の連続テレビドラマ小説「あまちゃん」支援推進協議会が主催された、観光関係者の研修会みたいなものです。(´ω`)ノ



というわけで今日は1日、久慈市内の観光名所をめぐりま~す☆
皆さんもご一緒に行ってみましょう☆


ちなみに久慈市さんは野田村からお車で約20分。
チョイっと来てしまう距離でございます。


まずは道の駅くじからバスに乗って、『小袖海岸』へ向かいます!

案内をしてくださった桑田さん。たいへん博識です。



現在は久慈市の街なかからアクセスする海沿いの道路が工事中ということで、山の方を迂回します。海沿いにしろ山沿いにしろ、狭い道で観光バスはすれ違いも厳しいです。。
おいでいただける皆さまに対応できるよう、交通については色々検討中だそう。



というわけで来ました、小袖海岸(こそでかいがん)!
奇岩と怪石が連なる美しい海岸で、あの「北限の海女」のスポットです。
”あまちゃん”との関連性は言うまでもないかもしれませんが・・・
ここで主人公のアキちゃん含む海女さんたちが潜ったり、いろいろ繰り広げられるわけですね!


ここ小袖漁港にあるのが、『小袖海女センター』! 震災で流失しプレハブなのです。

7~9月の観光シーズンには海女の実演(有料)も行われ、採ったウニをその場でご賞味いただけます。


今日はお天気も良く(寒いですが)、海の色がキレイですねー!
こんなふうに、観光客は海の景色を堪能し、海女さんのダイビングを見学できます。

ここでたくさんロケが行われたんでしょうね!


そこから上を見ると、小袖の『夫婦岩』がそびえたちます。

夫婦ということでどっちが男でどっちが女、お社、津波の時のお話、また海底火山が起きて隆起した場所・・・などなど、たくさん伺いました。



美しい小袖海岸に別れを告げ、ふたたび久慈の街なかに戻ります。


こちらは三陸鉄道 北リアス線の『久慈駅』

鉄道の名前や駅名は違いますが、こちらもドラマのロケがいっぱい行われた場所。
実はこの日もここで俳優さんをお見かけしてしまいましたッ!(*>0<*)キャッ



そしてその久慈駅から徒歩1分のところにあるのが・・・・
『もぐらんぴあ まちなか水族館』です♪

震災前は海辺にあったんですが、大津波で壊滅的被害を受け、ここ駅前の空き店舗を活用して復活したんですよね。


あの「さかなクン」さんがたくさんご支援してくださり、中では貴重なイラストもたっくさん見ることができます。

小さいながらも、心癒される水族館です♪
なんと入館料無料。ぜひお立ち寄りになってみてくださいね。




そしてもんぐらんぴあの向かい側にあるのが、『まめぶの家 久慈駅前店』

久慈市(旧山形村)の郷土料理である”まめぶ汁”を、久慈駅前でも楽しめるというお店です。


1階はテーブル席で、2階は広間になっていて団体のお客様もお食事可能。


その”まめぶ汁”ですが、こんなお料理! 器も素敵です♪

まめぶ汁定食(1,000円)のほか、短角牛の定食なども提供しています。


ニンジンやゴボウ・椎茸などのお野菜と、お豆腐、かんぴょうなどの具の汁に、クルミや黒砂糖が入ったお団子が入っています。もともとは冠婚葬祭時の精進料理として出されているものです。野田村の”けいらん”に通じるものがありますね。

つるっとして甘くて、とっても美味しいんですよ~。地域によっては黒砂糖なしもあるんですって。
久慈まめぶ部屋”さんが「B-1グランプリ」にも参戦しています!
そして”あまちゃん”でもこのまめぶが登場するみたいです♪





さて、お昼を食べた我々は、『久慈琥珀博物館』へ向かいます。久慈地方は琥珀の産地として有名ですが(琥珀自体は野田村でも採れます♪)、琥珀専門博物館としては日本で唯一ここだけです!

ドラマでは琥珀採掘を営むキャラクターが出演します。


入館料は一般500円。博物館では琥珀の美しさはもちろん、世界中の琥珀を見られたり、琥珀の歴史や、様々な体験も行うことができます♪

これは飽和塩水に琥珀が浮かんでいる水槽。素敵!


琥珀の採掘体験もあるので小学生などにもおすすめ!お隣にはレストランや、久慈市の姉妹都市であるリトアニア共和国の特産品が並ぶ「リトアニア館」もありますよ。新緑の季節はのんびり周辺散策もできますね。
(売店では琥珀の美しさに見とれて、写真を撮り忘れてしまいました・・・)



そして次は『小久慈焼』(こくじやき)!

約200年の伝統を持つ窯元で、地元・久慈の土を使って手づくりされています。


粘土となる原料は主に久慈の半崎・・・海の方の地区で採れるそうですが、白い土で、釉薬をかけたときの発色が良いそうです。

やーん素敵。見てると欲しくなるぅ。

実はお昼でお伺いした『まめぶの家』でお出し頂いたお料理も、この小久慈焼さんの食器が使われてたのですよ!あまちゃんでも使用する予定だとか・・・。



さぁ最後は出発地点へ戻ります。
『道の駅くじ やませ土風館(どふうかん)』


久慈の市街地中心部に位置し、久慈駅からは徒歩5分程度。
案内所、特産・物産販売店、産直、レストランなどが集まっており、
600余年の歴史と伝統を誇る県北地方の最大のまつり「久慈秋まつり」の豪華絢爛な山車も展示されています。でっかーい♪

実際のお祭りで使われた上組さんの山車で、今年度は”あまちゃん”ロケでも大活躍しました。


そして最近いろんな観光情報誌の話題をかっさらっている(?)のが、この『海女丼』・・・!

三陸の海の幸がたっぷりぷりの大ボリューム(おまけつき)でお値段も3,000円近くしますが、たくさんの品目を楽しめる豪華なメニューです。
いつかチャレンジしてみたいですね!(笑)

土風館内のレストラン「山海里」でお召し上がりいただけます(※予約推奨)。
レストラン内ではありませんが、館内の別室でなんと大型バス2台分・90名のお客様もお食事可能なんだとか!さっすが~。。


そして久慈のご当地ソフトというと、こちらの”山ぶどうソフト”(¥250)になります。久慈産の山ぶどうが入ったソフトで、きゅーっと酸っぱくてさわやかな味わいです♪

こちらも土風館内の売店でお召し上がりいただけます☆


最後は土風館の2階にある『レトロ館』へ。
入場は一般300円(今は一部改修工事につき200円)

久慈市内の個人が収集した昭和コレクション なんと約5,000点が並ぶとあって、見ごたえがありますよ~!


そうそう、こんなのもありました。
海女の衣装を無料で貸出してまして、記念写真を撮ることができます!



というわけで、本日のツアーはここまで・・・!
久慈市さんは広~~いので、今回行ったのは市街地周辺のほんの一部です。


地元の皆さんにとってまさに「再発見」となるツアーとなりました。
「あまちゃん」放送開始まで、いよいよあと1ヶ月!盛岡が舞台となった「どんと晴れ」のときはスゴイ観光客だったとか。。。
魅力いっぱいな地元、お客様にしっかりPRできるように、自分自身も観光しなおそうと思うのでした。


(haru)

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タグ:あまちゃん, あまちゃん, 久慈市, 産直

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