野田村の新町地区災害公営住宅

先の日曜日に、高台移転先となる城内高台団地「新町(しんまち)」地区
村営災害公営住宅が完成したということで、内覧会へ行ってまいりました!

じゃじゃーん!
家がたくさんある!!

先月のニュー県道の取材でも書きましたが、
城内高台団地は6ヘクタール74区画。
野田村役場からは徒歩で約13分、海からは約1.6km離れています。

野田村の災害公営住宅は県営と村営あわせて6箇所にあり、ここが最大の54戸となります。



村の災害公営住宅はすべて1戸建てで、A(2DK/55㎡)、B(2LDK/65㎡)、C(3LDK/75㎡)の3タイプに廊下あり/なしと全部で6タイプ
事前に入居申込みをされた皆さんの希望を取り、また場所も基本的には希望を受けて建設されました。
(希望場所がかぶった場合は抽選となりましたけどね~)
この日は、応急仮設住宅やみなし仮設などで暮らしている皆さんをはじめ
一般の皆さんもたくさん見学に訪れました!
この日は全タイプ(5箇所)見学できます♪ ワクワク♪



建物は木の温もりを感じられるようなデザインの平屋建てで、外には屋外水道や物置も完備。家庭菜園も可能な土も備えたお庭もあり、また自家用車は2台ほど停められそうです。
ちなみに災害公営住宅は市町村で異なったオリジナル設計なんですって。
玄関には、バリアフリーに配慮してスロープと手すりも設置されています。
また各住戸に縁側が設置されており、入居者と歩行者の日常的な交流を生み出す役割もしてくれそうです。

ここはLDキッチン+3部屋のCタイプ(廊下あり)
隣接する部屋とは三枚引き戸になっており、広く使えるよう配慮したそうです

部屋はすべて洋室(フローリング)で、それぞれクローゼット付きです。
Aタイプのキッチン
仮設住宅ではシンクの上にまな板を置いて調理する状態でした





5年間という長い間、応急仮設住宅やみなし仮設で暮らしていた皆さんにとって心待ちにされていた公営住宅の入居。

公営住宅は収入に応じ設定された家賃を払い生活する形で、
新しい家へのお引越しと新しいコミュニティに正直不安もあるけれども
今はやっぱり楽しみが大きいかな!


いよいよ4月1日以降より各世帯でお引越し開始となり、新生活がスタートします!


-データ-

野田村の災害公営住宅
野田村全体計画戸数:100戸
  • 城内高台団地住宅:54戸(村整備)/H28.4入居予定!
  • 南浜高台団地住宅:6戸(村整備)/H26.8入居済
  • 下安家高台団地住宅:1戸(村整備)/H26.8入居済
  • 本町・旭町住宅:13戸(村整備)/H27.4入居済
  • 門前小路第1団地:8戸(県整備)/H25.4入居済
  • 門前小路第2団地:18戸(県整備)/H26.2入居済

詳しくは災害公営住宅整備事業 - 野田村ホームページをご覧ください。

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タグ:震災と復興, 復興事業

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※記事の内容は取材当時のもので、最新の情報とは異なる可能性があります。最新情報は直接店舗等にご確認ください。

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