「浅田家 野田村」と一致する記事
さて前の記事の続きですが・・・野田村プチよ市を後にして、足早に十府ヶ浦公園へ向かいました! この日は十府ヶ浦公園で、「浅田政志×中野量太トークライブ&映画『浅田家!』上映会」が行われたのです。 約1年前に公開になったこちらの映画。映画館のない野田村での上映会が実現して嬉しいです 風なし、気温も例年並み。お天気がよくて本当に良かったですね。 会場の入り口には受付が。お~、ちゃんとお客さん以外が入れないようフェンスまで設置してますね。 ※公園沿いはずっと盛り土の堤防になっているので、階段をあがらないと映画が見えないようになっています。 ちなみに入場料は500円!チケットにはプチよ市で使える500円分のお買物券が付いてきました!! あとホッカイロ付き 階段をのぼるとこんなかんじでした!十府ヶ浦公園の円形ステージの中央に立派なスクリーン!四隅にはスピーカーが設置されています。 ちなみにこの会場の周辺は映画の最後にも空撮で登場します 指定席なので椅子に番号がふってありました トークショーの前に小田村長からご挨拶がありました そしてトークライブの出演の皆様がご登壇されます。※トークライブは撮影可でした~ 右から監督の中野量太さん、共同製作・企画・プロデュースされた小川真司さん、映画「浅田家!」の原案となった写真家の浅田政志さん、菅田将暉さん演じる小野陽介のモデルとなった野田村出身の小田洋介さんです 中野量太監督です!! プロデューサーの小川真司さん 最近は小中学校で撮影していただいており、もう児童生徒に人気の浅田さん そして野田村の小田さん。 先生だけあって人前でお話するのがお上手ですね。 プロデューサーの小川さんから浅田さんの映画のオファーを受けた中野監督が「(震災についての映画を)やっとやれるとオファーを受けたが、震災を映画にするのは勇気が要った。心のどこかで"いいんだろうか"という思いがあった。」 「シナリオを描くために2017年に野田村を始め東北をまわった。いろんな人に取材をしたが、皆きっと悲しみを背負いながらも、すごく前向きにお話していただいて、"この映画を撮っていいんだ"、"その代わり絶対に皆さんにちゃんと見てもらえる、恥ずかしくない映画を撮ろう"と思った。」 「小田さんが1枚目の写真を拾って活動が始まって10年。こうやって映画が出来て、そうして拾った村・場所で映画が上映ができるというのは長い年月がかかったが、とても意味があることだと思うし、皆さんとこの場を共有できるのが嬉しく思う。」とお話しされました。 こうして直接、中野監督から地元の皆さんに語り掛けていただけたのは、大変貴重で、嬉しいことだなと思いました。 トークライブが始まった頃はまだ薄明るかったのですが、開演の17時までにあっという間に暗くなりました。 そして17時の防災行政無線と共に、映画が始まり・・・ エンドロールのあとに、アフタートークです! 中野監督は「被災された皆さんの前で上映するのは初めてだったし、どういう風に思われたか怖いという思いがあった。やっとこの映画を作った意味を知れた気がしました。皆さんにとって意義のある今日であってくれたら嬉しいです。」とお話ししました。 震災で関わってくれたボランティアの皆さんは、大なり小なり葛藤や疑問を抱きながらこの地にきてくれていると感じていましたが、改めてたくさんの皆さんに思いを寄せていただいたのだなと感じました。 作中でも震災当時、県外の大学に通っていた地元出身者の小野くんも、葛藤を抱えていました。 この十府ヶ浦公園での野外上映会は初の試み。 寒かったけど心はじーんと熱い時間でした。他では味わうことのできない、記憶に残るイベントになったのではないでしょうか。 ところで冬用コート手袋帽子ひざ掛け座布団の装備でしたがやっぱり寒かったです。そして子どもが公衆トイレの非常ボタンを押してしまったのもまた忘れられない思い出・・。 (あとよ市のレジ袋とフードパックがカサカサうるさかったので食べとけば良かったです) ちなみに周りの何人かに映画のご感想を聞いてみましたが「面白かったねー!」と笑顔でお答えいただきました。 「今回参加できなくて残念」という皆さんもぜひ、Blu-ray・DVDや配信・レンタルなどでご覧いただけたらなぁと思います。 そして、翌日には村保健センター復興展示室にてチーム北リアス写真班による写真返却会(お茶会)も実施されるということでお邪魔しました! 中野監督がいらっしゃってびっくり チーム北リアス写真班の皆さん、いつもありがとうございます。 まだ1万5,000~8,000枚の写真が残っているとおっしゃっていましたが、 この1日でなんと約1,000枚の写真を返却できたそう。良かったですね!! 最後になりましたが、素敵な映画を作っていただき、また貴重な時間をありがとうございました。 そしてこの長い月日、思いを寄せてくれた皆様に改めて感謝いたします。 浅田家オフィシャルサイト (ハル) ≫野田村観光協会 関連記事 浅田政志さん特別授業in野田小 - 2021年9月27日 浅田政志さん特別授業 ~映画「浅田家!」野田村上映会のお知らせ - 2021年10月12日...
土日もいいお天気でしたね。この辺は紅葉が見頃です。 先日開催された野田村プチよ市の日も天気に恵まれ、賑わいを見せました。 暗くなってきたので提灯もぶら下がっていました ↑写真は夕方4時頃なのでまだ明るいですが、5時ともなればもう真っ暗です。 日が落ちるとぐっと寒くなるので、暖をとるためのダルマストーブ付きテントもありました。 そうそう、来場者の中にはキッズセンター(放課後子ども教室)で作ったハロウィン衣装をまとった子どもたちもいました。かわい~い coconimoさんでは店内全品10%OFFと、お菓子のつかみ取りがありました♪ ホールの中では、UFUFUさんでビーズを使ったイヤリングのワークショップも行っていて、子どもたちに人気でした! シフォンケーキやカップケーキも美味しそう そしてそして、今回は「じゃんけん大会」も行われました! 今年5月にねま~るにオープンした「足湯&cafe たいようのいちこ」の松川店長がじゃんけんマスターです!魔女の衣装、素敵ですね~ 元気でかわい~!! 子どもの勝者はお菓子詰め合わせ、大人の勝者は野田村プチよ市オリジナルジョッキをゲットされていました。 来月11月の開催はありませんが、12月中旬に冬のプチよ市を企画中ということですので、ぜひ遊びに来てください その頃はイルミネーションの季節ですよ~ では次回、「浅田政志×中野量太トークライブ&映画『浅田家!』上映会」へ続きます! (ハル) ≫野田村観光協会 この記事が気になりましたらお気軽にコメントやシェアしていただければ幸いです。 野田村観光協会Facebookページはこちら...
先日、浅田政志さんの特別授業についてご紹介いたしましたが、 野田小学校に続き今度は野田中学校で浅田政志さんの特別授業が行われました! 映画「浅田家!」のモデルとなった写真家・浅田政志さん どのような写真を撮ってきたのか、野田村との関わりについてお話いただきました。 浅田さんのお話を聞く野田中学校の皆さん さらに今回は、映画『浅田家!』作中で菅田将暉さんが演じる大学院生・小野陽介さんのモチーフになった小田洋介さん(野田村在住)も来てくださいました! お二人の出会いや活動について語る小田さん(左) お二人は東日本大震災の後に出会い、共に写真返却のボランティア活動を行ってきました。 作中の小野さんも、二宮和也さん演じる浅田政志さんと被災地で出会います。 震災当時は学生でしたが、今は教員となった小田さん(野田村在住) 震災学習の教本には野田中も載っているので、教え子に凄いねとお話したそう。 仲良しそうなお二人 中学生の皆さんからは、「二宮さんとどんなお話をしましたか?」「浅田さんの一番のお気に入りの写真は?」など質問が上がりました。 二宮さんご本人が野田村にいらっしゃってロケが行われたというのは、意外と知らなかった人もいたみたい。 浅田さんからは、「二宮さんが以前出演された番組で、古いカメラ技法をやったというお話をしてくれたり。これはすごく難しいんで私でもやれないんです。さすが、凄く経験豊富だなと思いました!」など様々な撮影エピソードや、「やっぱり一番は初めに病院で撮った家族写真です」とお話してくれました。 最後は、野田中学校の3年生の皆さんより、創作太鼓の披露がありました。 野田中学校の生徒の皆さんは東日本大震災後、「野田村の太陽になろう」を合い言葉に、自分たちが地域の方々を元気づけられるひとつの手立てとして創作太鼓に取り組んでいます。 先輩方から受け継いできた創作太鼓。 静かな演出からの力強い響きの演奏に感動~ 野田中学校さんでは、浅田さんによる各部活動の撮影が行われるそうです! こちらも出来上がりがとっても楽しみですね。 浅田さん、お忙しい中ありがとうございました。 撮影された写真の展示や映像の放送など、詳細はまだなんですが・・・その前に、 なんと野田村で今月末、映画『浅田家!』屋外上映会が行われるということで、お知らせです! ついに上映会が実現したんですねやったー 当日は浅田政志さん、中野量太監督、小川真司プロデューサー、小田洋介さんのトークライブも行われます。 観覧ご希望の方は、前売り券をお求めください。 観覧席は161席限定(座席指定)となっておりますので、お早めにどうぞ。 野田村観光協会(野田村商工会)もプレイガイドです! 浅田政志×中野量太トークライブ&映画「浅田家!」上映会のお知らせ 日時 2021年10月30日(土)開場15時30分~開演16時30分/終了19時30分頃(予定) トークライブ+上映で約3時間の予定です。 会場 十府ヶ浦公園 多目的イベント広場(MAP)※雨天時は野田村体育館 ※十府ヶ浦公園(屋外)での上映となり、観覧席は円形ステージ前~階段にかけパイプ椅子が設置されます。暖かい服装でご来場ください。 駐車場 役場前広場(会場まで徒歩5分) チケット 500円 (同日開催の「野田村プチよ市」(15時~18時)でドリンク・フード等のサービスあり) ※前売券の販売のみとなります。(当日券の販売はありません。) ※座席数に限りがありますのでお早目にお求めください。 ※指定席・・・チケットご購入時、窓口にて座席をご指定いただけます。 チケット販売窓口 野田村役場 未来づくり推進課 ※平日のみ 道の駅のだ(三陸鉄道陸中野田駅窓口) 野田村観光協会(野田村商工会館内) ※平日のみ トークライブ出演者 〇浅田政志 写真家/映画「浅田家!」の原案となった「浅田家」「アルバムのチカラ」著者 〇中野量太 映画監督/映画「浅田家!」の監督・脚本、代表作『湯を沸かすほどの熱い愛』 〇小川真司 映画プロデューサー/映画「浅田家!」の共同製作・企画・プロデュース 〇小田洋介 野田村出身/菅田将暉さん演じる小野陽介のモデル 新型コロナウイルス感染症対策について 37.5度以上の発熱、咳やのどの痛み、強い倦怠感などの症状がある方のご来場はお控えください。 ご来場の際にはマスクを着用し、上映中もはずすことのないようにお願いいたします。 客席は、舞台からの距離を確保し、客席数を制限しております。...
今日は、野田小学校にお邪魔しました! この日は、アーツライブいわて2021三陸AIR・三陸国際芸術祭 縦 『鉄路を彩る』三人の三陸 「浅田政志の野田村再訪」の第一弾として、写真家・浅田政志さんによる特別別授業が行われました。 浅田さんご本人、兄、父、母の浅田家総勢4人が、消防士、バンドマン、レーサー、極道等々、全力でなりきった姿を収めた写真集『浅田家』。また東日本大震災で写真救済に励む人々を撮影した写真集『アルバムのチカラ』。 2020年10月、その2冊を原案に中野量太監督が独自の目線で紡いだオリジナルストーリー作品『浅田家!』として映画化、東宝系にて全国公開されました。 そして映画『浅田家!』は、第36回ワルシャワ国際映画祭で「最優秀アジア映画賞(NETPAC賞)」を受賞 また第44回日本アカデミー賞では、主人公・浅田政志を演じる二宮和也さんの主演男優賞をはじめ、父親役の平田満さん、兄役の妻夫木聡さん、東日本大震災のボランティア青年役の菅田将暉さんが助演男優賞、母親役の風吹ジュンさんと幼なじみ役の黒木華さんが助演女優賞を含む最多8ノミネートし、黒木華さんが最優秀助演女優賞を受賞しました 浅田さんは始まる前から会場入りして気さくに子どもたちに話しかけ、じゃんけんをしたり。 スライドにはのんちゃんを登場させたり、子どもたちにも発言してもらったり。 ご家族やご先祖様の大切さも教えてくれました。のんちゃんマジビックリ! 東日本大震災の時に何かできることはないかと被災地へ駆けつけ、野田村で写真返却ボランティアを行った話もありました。 でも、子どもたちが一番喜んでいたのは浅田さんの撮った浅田家家族写真の数々を見たときかも? 家族でコスプレして記念撮影なんて、きっと「うちでもやりたい!」という子もいるだろうけど、なかなか真似できるものじゃないですね! 映画でも浅田家の家族愛がすごく伝わってきて、なんて素敵な人たちだろうなと感動しました。 しっかり子どもたちの心をつかんだ浅田さん! 来月には野田小・中学校の児童生徒の皆さんの撮影も控えているそうです。 浅田さんが家族の一番の思い出を再現して撮影した経験から、子どもたちにも同じように学年で話し合ってもらって、一番の思い出を再現した写真を撮るそうです。 この人数では大変なチャレンジだろうと思いますが、どんな写真になるかすごく楽しみですね! 浅田さんの写真集は野田村立図書館にもありますので、ぜひお手に取ってみてください。 展示や放送など詳細が決まりましたら、またお知らせいたします 三陸国際芸術祭 縦 『鉄路を彩る』三人の三陸 「浅田政志 編」 浅田政志さんウェブサイト 映画「浅田家」 (ハル) ≫野田村観光協会 この記事が気になりましたらお気軽にコメントやシェアしていただければ幸いです。 野田村観光協会Facebookページはこちら...
ただいま上映中の映画「浅田家!」がなんと! 第36回ワルシャワ国際映画祭にて日本映画初の『最優秀アジア映画賞』を受賞されたそうです おめでとうございます 浅田家!オリジナルタオルとのんちゃんキーホルダーを抽選で5名様にプレゼントするTwitter(ツイッター)キャンペーンというのも始まってますので、アカウントをお持ちの方はぜひリツイートしてみてくださいませ。⇒こちら さて今回は映画「浅田家!」で野田村のどこが映ったのか ちょっとしたネタバレになるかもしれないので、嫌な人は見ないでくださいね~。 前の記事でも書きましたが野田村は3日間ロケが行われ、主演の二宮和也さんがいらしたのは半日だけ。 「浅田家!」メインロケ地は主人公の故郷である三重県、また千葉県、東京、埼玉、神奈川あたりだそうです。 なので映画に野田村が出るのはチラッとです。 あくまで私の感覚ですが、作中で野田村が登場したのは、数カット合わせて15秒ぐらいだった・・・かな? このほんのワンシーンのために、本当によくここまで来てくださったなぁ~~と思います (撮影スタッフの方も何十人といらっしゃるんですよね・・・) エンドロールの取材協力の欄に「岩手県野田村」やよく知る方のお名前も出てきますので、ぜひエンドロール最後までご覧ください★ パンフレットにはエンドロールのクレジットが掲載されているほか、映画内の浅田家の家族写真がちゃんと1ページに1枚ずつの写真集的に収録+スタッフのコメント構成になっており、見ごたえがありますよ★ 映画の原案となった浅田政志さんの写真集と見比べたいですね。 というわけで、映画『浅田家!』フォーラム盛岡などで上映中です。 ぜひぜひご覧ください! ほんとに家族写真を撮りたくなる映画ですが、 野田村民向けに今「野田村わくわくフォトウォーク」という企画をやってますので、ぜひこの機会に家族写真を撮影してみてはいかがでしょうか! 「浅田家!」 <キャスト・スタッフ> 二宮和也 黒木 華 菅田将暉 風吹ジュン 平田 満 渡辺真起子 北村有起哉 野波麻帆 妻夫木聡 監督・脚本:中野量太(『湯を沸かすほどの熱い愛』(16)) 脚本:菅野友恵 原案:浅田政志「浅田家」「アルバムのチカラ」(赤々舎刊) コピーライト :(C)2020「浅田家!」製作委員会 公開日 :2020年10月2日 公開情報 :全国東宝系にてロードショー 公式サイト :https://asadake.jp/ (ハル) ≫野田村観光協会 この記事が気になりましたらお気軽にコメントやシェアしていただければ幸いです。 野田村観光協会Facebookページはこちら...
先のブログでご案内してました映画「浅田家!」を見てきました! もうご覧になった方、いらっしゃいますか 三重県津市出身の写真家・浅田政志さんと家族の絆を実話に基づいて製作したオリジナルストーリーで、 前半は浅田政志さんの家族写真にまつわるお話で、コミカルな場面も。 後半では東日本大震災で被災した写真の洗浄活動が描かれます。 日本映画界を代表する超豪華キャスト&スタッフですごいなぁとは思っていましたが、 浅田家のご家族と取り巻く皆さんが温かくて、、素敵な映画でした。 いろんな場面で感動して目に涙が溜まりました <野田村、モチーフとして登場> 主人公の写真家・浅田政志(二宮和也さん)さんが写真洗浄や返却のボランティア活動を行った被災地「野津(のづ)町」のモチーフとなったのが野田村だったようです。 野津町は野田村より人口が多い町で、全体的な被災地のイメージになっているように見えました。 野田村で行われたロケはごく一部で、野津小学校や野津町役場の撮影は埼玉県などで行われたようです。 現場で中野監督や二宮さんとお話をされたという小田村長さんにお話をお伺いしました。 昨年の4月、ロケスタッフは野田村に3日間滞在されたそうですが、主演の二宮さんは昼に入って夕方には帰るという、ほんとうに時間がない中でのロケだったとか。漁協さんの作業をロケの間お休みしていただいたり、幅の狭い防波堤に撮影スタッフが20名以上いるところを通って行ったり、村内の業者がスタッフへのケータリングをしたり・・・ 先日映画館でご覧になって「良かった。いろいろと当時を思い出した。映画にも野田村を出していただいてありがたい。野田村でもいつか上映会をやりたい。」とお話になっていました。 <野田村出身の方も、モチーフとして登場> 浅田政志(二宮和也さん)さんが野津町で出会う大学院生・小野陽介(菅田将暉さん)が、野田村出身の小田洋介さんという方がモチーフになっているそうですが 予備知識がなければ菅田将暉さんと一瞬わからないほど“小野くん”になってました! 小田さんのお母さまも映画をご覧になって、「当時着ていたジャンパーとか、本当に恰好がそっくり」と驚いたそうです。 映画パンフレットの菅田将暉さんのコメントでも、小田さんと直接お話したときの印象など大きく触れられていました。 ちなみに“小野くん”とボランティアをする外川美智子(渡辺真起子さん)、最高に良い人でしたね この方もモチーフになった方がおり、写真返却お茶会に行ったことのある方の中にはお会いしたことのある方もいるかもしれませんね。 <小田洋介さんからのコメント> というわけで、その小田洋介さんより野田村の皆様へメッセージをいただくことができました。そのままご紹介いたします こんにちは。野田村出身の小田洋介です。この度、様々なご縁があり、映画「浅田家!」の一部で関わらせて頂きました。 映画「浅田家!」の後半部では東北の震災やその時の被災写真返却のお話しが出てきます。 震災当時、私は友人と写真を集め返却を行なっていましたが、周りの皆さんが瓦礫を一生懸命片付けるなか、写真を集めて返す事は正しい事なのか?今やるべき事なのか?と言う事を何度も思いました。ただ、写真を見つけられた方はとても喜び、「ありがとう」と言って頂き、その言葉に支えられ、活動を続けました。活動初期から、野田村の方々や村外・県外の多くの方の協力を得て現在まで活動が継続出来ています(現在はチーム北リアスや八戸の方が中心となって活動しています)。 映画の主人公、写真家の浅田政志さんとは、その活動中、2011年4月に役場前で声を掛けて頂き一緒に活動しました。その時の出逢いが現在まで続いており、約10年も繋がっていられる事がとても不思議であり嬉しいご縁です。当時から写真の返却方法や洗浄について沢山助言頂き、何度も野田村へ足を運んで活動して頂きました。 映画「浅田家!」では、菅田将暉さんが演じる小野陽介は私がモチーフになっていますが、全国の写真洗浄返却に関わる多くの方の思いを菅田さんが演じられている様に思います。菅田さんも中野監督も本当に丁寧に当時の様子や写真洗浄返却のお話しを聞いて頂き、撮影現場でも優しく声を掛けて下さいました。 中野監督は私だけではなく、野田村や東北各地で沢山インタビューを重ね、事実をもとにこの映画を作られました。家族愛に溢れたとても素敵な映画です。映画館が野田村からは遠く、なかなか観る機会が少ないかも知れませんが、この映画で沢山の方々が笑顔になり、野田村の更なる盛り上がりに繋がれば嬉しいです。 最後に、野田村の写真返却はまだ続いておりますので、これを機に写真返却にも足を運んで貰えれば幸いです。 小田さん、ありがとうございました。 浅田さんと小田さんとの出会いは大体映画と同じで、実際は野田村役場の前で4月25日にお会いしたそうです。 映画での写真返却ボランティアの様子は、詳細な部分でも再現されていると感じたそうです。 また小田さんご一家でエキストラとしても登場されているそうですよ。 当時ボランティアの皆さんが被災地や被災者を目の当たりにしてどんな思いで活動をしていたのか。当時のこといろいろ思い出したりしました。 野田村が映ったのは本当にチラッとなんですが、 あの大画面で野田村の空撮と、エンドロールで「岩手県野田村」の文字が流れていくのを見て感動しました。 何年かぶりに映画館に行きましたが、 映画館って、いいですね~。 映画って、いいですね~ 皆様もぜひご覧になってみてはいかがでしょうか。 野田村のどこが出たのか、ネタバレはまた次回 -データ- 映画『浅田家!』 2020年10月2日より全国東宝系 フォーラム盛岡、TOHOシネマズおいらせ下田(青森県)ほか全国で上映中 監督/中野量太 原案/浅田政志(『浅田家』『アルバムのチカラ』) 出演/二宮和也、妻夫木聡ほか 公式サイト/https://asadake.jp/ Twitter/@asadake_movie ©2020「浅田家!」製作委員会...
今日は、10月に公開予定の映画『浅田家!』の紹介です! この映画は、東日本大震災のあとボランティアで野田村にも来てくださった写真家・浅田政志さんの実話をもとにした、中野量太監督の映画です。 写真返却ボランティア活動の様子が過去記事にもあります! 東日本大震災でたくさんたくさん助けていただいたボランティアさんたち。 その活動の一つに“写真返却”があります!! あの大津波で流されたがれきを片付ける中で「これはきっと大切なものだろう」とアルバムなどが誰ともなく拾われ集まりました。 そして片付けや支援物資などの作業を手伝う傍ら、「思い出の詰まった写真をダメにしたくない」と寒い屋外で汚れた写真を水で洗ってくれていた方々がいました。 2011年5月の役場玄関の写真。洗浄された写真が展示されているのが映っています。あの頃は役場の掲示板(生活支援の情報など)を見に行きながら、写真を探しに寄っていました。 さらには「探しやすいように」と写真を整理し、被災した生涯学習センターに展示してくださり、少しずつ持ち主のもとに戻っていきました。 しかしこのセンターも修繕工事を行うことになり、展示する場所がなくなりました。 そういった中で写真救済ボランティアに関わってきた方々は『チーム北リアス写真班』となり、写真返却の場を設けようと足しげく野田村へ通い、「写真返却お茶会」を開催。これは今も続いています。 このボランティアの中に、写真家の浅田政志さんもいらっしゃいました。 村の方の中には写真返却のボランティアの方々と交流された方も多いのでは 浅田さんは写真救済に励む人々を撮影した写真集『アルバムのチカラ』を編集者・藤本智士さんと共に2015年に出版。 これを原案に中野量太監督が独自の目線で紡いだオリジナルストーリー作品として映画化 主人公の浅田さんは、第43回報知映画賞助演男優賞、第42回日本アカデミー賞優秀助演男優賞を受賞した、「嵐」の二宮和也さんが演じます 映画のロケは主に三重県津市や千葉県、またごく一部ではここ野田村でも行われたそうです。 (地元の人はどこか分かりますね~) 予告編は『浅田家!』オフィシャルウェブサイトでご覧いただけます。 ぜひ!ご覧になってみてください。 私も必ず観たいと思います -データ- 映画『浅田家!』 2020年10月2日 全国東宝系で公開予定 監督/中野量太 原案/浅田政志(『浅田家』『アルバムのチカラ』) 出演/二宮和也、妻夫木聡ほか 公式サイト/https://asadake.jp/ Twitter/@asadake_movie ©2020「浅田家!」製作委員会 (ハル) ≫野田村観光協会 この記事が気になりましたらお気軽にコメントやシェアしていただければ幸いです。 野田村観光協会Facebookページはこちら 関連記事 思い出の宝庫-野田村生涯学習センター - 2011年5月23日 野田村生涯学習センター・写真保管室が閉鎖 - 2011年7月19日 写真とお菓子とカメラマン - 2012年1月19日...