タグ「写真返却」の一覧
今日は午後より、野田中学校グラウンドの仮設住宅・集会所で、 ボランティア活動をされている「チーム北リアス・写真班」さんによる"お茶会"が行われましたー 災害時に集まった、泥だらけのアルバムや写真。 それをボランティアの皆さんが洗浄し、展示し、さらに探しやすいように選別したりファイリングしたりしてくれたそうです。 写真保管室として使用していた図書館が工事に入ったため、現在は「チーム北リアス」さんで保管していただいています。持ち主の分からない写真、まだまだたくさんあるんです。 スナップ写真や、お子さんや結婚式などのすてきな記念写真もあるんですよー。。 仮設住宅にお住いの皆さんを中心に、二十数名集まってくださいました! 「○○さんとこの○○ちゃんでない?」 「ああ、○○ちゃんだわ、ほに!」 皆さんアルバムをめくって、家族や知り合いを探します。 中には、めでたくアルバムを見つけお持ち帰りになった方もいらっしゃいました! 野田村に何度か来てくださっている、写真家の浅田政志さんが記念写真を撮っていらっしゃいました。 浅田政志さんは震災が起きた後、写真展を開いたことのある青森県八戸市に行かれたそうですが、その後沿岸沿いを南下し、たまたまここ野田村にいらっしゃり、 そのままボランティア活動をしてくださったそうです! 今日いらしてくださった皆さん10名ほどでしたが、 東京からだったり、八戸からだったり、北海道からだったりと遠方からも。 なんとありがたいことで・・・ ありがとうございます・・・。 ちなみに今回「お茶会」ということで、 めずらしいお菓子やお茶も出してくださいました!! 三重県の「柿の郷」? 銀座の和菓子「おとし文」? 北海道六花亭のバターサンドに白い恋人!! あ、あら 美味しそう・・・ えっ、あらあらあら すみません 浅田政志さんの出身県である、三重県の和菓子「柿の郷」だそうです。 ん、美味しーい!干し柿の中にこしあんが! すみません。ごちそうさまです。 このお茶会でめでたく写真の主が分かった写真は、お名前を付けてピックアップ。 皆さんは、1枚でも多くの写真が持ち主の元へ帰るよう活動されています。 震災で生き残った写真に対する想いはまた特別。 始めこそ集めることから始まった活動だと思いますが、10カ月経った今もなお、このような活動までしてくださっているんですね。(この集まりは2度目だそう) 集まった仮設住宅の皆さんも、賑やかに談笑してとても楽しそうでした。 どうもありがとうございました。 というわけで、写真保管室代表・野田村出身の期待の星☆小田さんでした。 日帰り、おつかれさまです!! 【関連記事】 野田村生涯学習センター・写真保管室が閉鎖 - 2011/07/19 思い出の宝庫-野田村生涯学習センター - 2011/05/23 (haru) ・野田村役場公式ホームページ(災害・復旧・生活などの情報はこちら) »野田村観光協会ウェブサイト...
たいぶ整地された、愛宕神社の大鳥居の前の土地・・・。仮設店舗の建設地です! 生き残ったケヤキの木は残されることになり、先日枝が選定されました。 枝の選定をした方がつくったという手作りのベンチ(これは、昨年末の大荒れのとき折れた野田村の御神木「ご神明様」の木だそう)に、お神酒が供えてあります。。 村民がにぎわう場所になりますように、どうか見守っていてくださいね。 というわけで、もうあれから4カ月ちょいです。 この4カ月間、なんとたくさんの力が働いたことでしょう! この野田村生涯学習センター(図書館)の写真保管室も、たくさんのボランティアさんが訪れ作業してくださった場所でしたが・・・ ここの改修工事にともなって今月7月31日(日)で閉鎖されることが決まったそうです。 (7/21追記) 7月末の予定でしたが、8月末までに延長されたそうです。お盆帰省時にぜひ足を運んでください。 まだいっぱいあります! 写真は8月1日以降に選定作業を行い、保存する写真はボランティア団体のご厚意によりデジタル化され、また役場で展示される予定だそうです。 プライベート写真(顔のはっきり写った写真?)は、個人情報の観点などからも残しておくことができないそうですので、まだちゃんと見にいってなかったなーという野田村民の皆さん!ぜひぜひお時間があるときに足を運んでくださいな。 【関連記事】 思い出の宝庫-野田村生涯学習センター 2011年 05月 23日 (haru) ・野田村では災害義援金を受け付けています ・野田村役場公式ホームページ(災害・復旧・生活などの情報はこちら) ・野田村社会福祉協議会/野田村災害ボランティアセンター »野田村観光協会ウェブサイト...
昼、野田村役場前にはい~いにおい・・・・ タイガーマスクさんが青森・黒石やきそばを!? わぁぁ♪ 焼きそばがつゆに!?? お、おいしそう。。 そして、野田村役場のすぐ近くにある小林フォトさんの方では・・・ 東北地区の写真館の団体「東北PGC」さんによる、写真復元サービスが行われました! 津軽衆有志野田村支援隊さん、ありがとうございます。 今日6月1日は写真の日なんですって!知らなかったー 泥と塩水で汚れた写真は、放置しておけば変色が進み退色してしまいます。 これからの季節、カビも生えてくるそうです! 大切な写真は、早め・早めに複写しておくことがおすすめだそうです。 皆さん、とっておきの写真を選んでまいります じっとりぬれてカビているものも。 写真のほこりを払い、カシャ! フォトショップで汚れやこすれを補正 そしてプリントすると・・・・(この機械は今回小林フォトさんに入ったばかりだとか!) ええ!?なんということでしょう! こんなにきれいになるんですか! お顔部分はボカシましたが、右が被災写真、左が復元した新しいものですよ。 印字面が剥がれて白くなってしまっている部分も補正してくださっています。いくらソフトがあるとはいえ、これは手間がかかる作業でしょう。。 そして、すてきな台紙にはさんでいただき・・・納品です! この写真は、見本品(?)の小林さんご夫妻。(これがまたとってもすてきな写真でした☆☆) 本当に1枚1枚、ていねいに作業されていました。すばらしい職人技。 今回、この手間のかかる複写作業が『1枚目は無料』ということで行われました! すばらしいサービスです。 本来のお値段はこんなかんじだそうです なんと来月7月にも行われる予定だそうですので、今回を逃した方はぜひ次回ご利用されてみてはいかがでしょうか♪ もし自分で持っていれば、スキャナかデジカメを使ってできるので、「大事なのは早めに複写しておいた方が良いよ」とのことでした。 今回は青森県弘前市、そして久慈市の田表写真館さんからも応援スタッフさんが駆けつけてくれました。 小林ご夫妻と田表写真館さんの1枚。 こちらの小林フォトさんも1階店舗は被災され、建物や機材の損傷も大きかったそうなのですが、現在再建に向け動いているそうです。 こうしてご支援してくれる皆さんがいること、大変ありがたいです。 弘前市の皆さんをはじめ、どうもありがとうございました! 【関連記事】 思い出の宝庫-野田村生涯学習センター 現在、野田村生涯学習センターにて被災写真の展示を行っています。写真の持ち主(お名前)が分かるだけでも返却に大変助かると思いますので、ぜひ足を運んでみてください。 (haru) ・野田村では災害義援金を受け付けています ・野田村役場公式ホームページ(災害・復旧・生活・ボランティアなどの情報はこちら) »野田村観光協会ウェブサイト...
ツツジが見頃で、山菜も食べ頃の今日この頃。 野田村ではがれき撤去はおおむね終わり、現在はコンクリートがらや土台の撤去が行われています。 野田村役場の前にあるのんちゃん広場奥にある『野田村生涯学習センター』(図書館)は、津波が押し流したがれきの最終到達地点付近ということもあり、大きな被害を受けました。 (震災当時の写真) ▽現在は、写真保管室として利用されています。 入口にはメッセージと、かわいいのんちゃん画。 入ってまず目に飛び込むのが、昔懐かしい頃の「砂まつり」の写真パネル。 本棚と大量の本と土砂でいっぱいだった館内もこのとおりきれいに。 図書館の本は、郷土資料等など一部を残してほとんどの本が廃棄処分されるとか。 センター内には、皆さんが拾い、持ち寄った写真が保管されています。 こんなにいろんなスナップ写真の展示なんか見る機会ないですね!本当に思い出の宝庫です。 被災写真は泥につかっているため、泥・枝・葉っぱがびったり張り付いて、アルバムのフィルムはべとっと濡れてるし、写真は印字面がドロッととけたりして・・・思わず( ̄Д ̄|||;)と顔をしかめちゃう状態なんです・・・(またくさいし・・・) そんな大量の被災写真を、災害ボランティアさんが地道に一枚一枚丁寧に水洗いし、仕分けし、展示・保管してくださってます。なるべく探し出しやすいようにと、本当にひと手間もふた手間もかけてくださっています。 写真ボランティアの皆さんは、今はこの施設に入ってやっていらっしゃいますが、少し前までは役場前の屋根もないところで、寒かった中水仕事をしてくだり・・・ 本当にお疲れ様です(ノ_<。 簡易アルバムやフィルムパックも置いてくださっていました~ 返却された写真も多いですが、センター内にはまだまだ保管されています。 持ち主の元に帰るのが、写真にとってもボランティアさんにとっても一番うれしいことだと思います! 野田村民の方はぜひぜひ、思い出の写真を探しに行ってみてくださいませね。 (haru) ・野田村では災害義援金を受け付けています ・野田村役場公式ホームページ(災害・復旧・生活・ボランティアなどの情報はこちら) »野田村観光協会ウェブサイト...