産直で人気の商品に、地元のお母さんやおばあちゃん方が作った「お団子」があります。
岩手各地の産直で見ることができます。
その中でも野田村の産直にしかないお団子・・・
それが「しだみ団子」です!!
「しだみ」というのはこの辺の方言でドングリのことで、
ドングリの“あん”が入ったのが、しだみ団子です。
しだみ団子・あずき団子は産直ぱあぷるの売れ筋ナンバーワンの商品。
皮もモチモチしてて、トースターで少しこがすぐらいに焼くととても美味!!
農作業で疲れたお父さんも、甘いものがほしくなったお母さんも、小さな子どもも、はたまた若い世代のお兄さんお姉さん村民にまで大人気!
この『しだみ団子』・・・実はとっても手間と労力が掛かる、匠の一品なのです。
どんぐりをいっぱい採取する。
(たくさんの人で一年分拾うそうです。)
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天日でよく乾燥させる。
(クルミなんかもそうですね)
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臼でついたり、ビール瓶などで叩いて皮を取る。
(ドングリは小さいので大変)
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灰水で渋みを取りながら、やわらかくなるまで10~15時間煮る。
(アクが出るので、灰水は何回も取り替えなければならない)
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ドングリがやわらかくなったら、布を敷いたザルにあげて漉す。
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水気を切り、ザルなど使って手でつぶす。
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「しだみあん」のできあがり!
このしだみあんに黒砂糖、白砂糖、塩少々を加えてあんを作ります。
そしてお団子の皮。
小麦粉に熱湯を入れて練っただんごの皮に、
しだみあんを包んで蒸し器で蒸せばできあがり。
しだみで作ったあんは、小豆やインゲンのあんことは一風かわった独特の風味。
黒砂糖の味が引き立つ、素朴な甘味のあんこです。
ドングリは栄養満点。
山の恵みがギュッ!!と詰まっています。
それこそ昔は、凶作年でも実ること、味が良いこと、貯蔵性がよいこととあって、『救荒食(きゅうこうしょく)』としても食べられてきたそうです。
自然食品の良さを見直し、地元料理の伝承、
さらにどんぐり料理の開発とがんばっています!
そしてしだみ関連で、観光物産館ぱあぷるでは噂の「どんぐりアイス」も販売中。
色はすこし茶色っぽくて、コクのあるバニラにどんぐりのほのか~なしぶみ・・?というのかな・・
でも渋い、というわけではないんです。ナッツのような味でしょうか。それもちょっと違うかな・・・。
のだ塩ソフトもいいですが、こちらもぜひ一度!食べてみてくださいね♪
★産直ぱあぷる(道の駅のだ内)
0194-71-1700
★観光物産館ぱあぷる(道の駅のだ内)
0194-78-4171
»野田村観光協会ウェブサイト
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