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震災を乗り越えて、久慈市「もぐらんぴあまちなか水族館」

先日、お隣久慈市にて『いわてDC(デスティネーションキャンペーン)』の会議がありました。
デスティネーションキャンペーンというのは、国内最大規模の大型観光キャンペーン。岩手県単独開催としては32年ぶりの2回目で、今回のいわてDCは来年4月~6月に開催されます。

震災でどうなるんだ的な空気になっていましたが、この6月に岩手・平泉もめでたく世界遺産登録になりましたし、キャンペーンは予定通り行われることになりました。



その会議後に、大津波で壊滅的な被害を受け営業停止となった地下水族館「もぐらんぴあ」の、新生「もぐらんぴあまちなか水族館」へ視察へ行ってきました。

先週8月5日にオープンしたばかり!
8月5日のオープンには、さかなクンも応援に駆けつけ長蛇の行列ができたそう!!


JR久慈駅前の目の前。
ここが「もぐらんぴあ まちなか水族館」です!

さかなクンが描いたイラストがででーんとお出迎えします

久慈駅のナナメ前にある空き店舗(旧・中村家具店)を利用してオープンとなりました。



パンフレットより。

1階のみ使用して、手前が水族館エリア、奥は体験エリアになっています。


さかなクンのフィッシュハウスからやってきた魚たちコーナーの次は

「震災を生き抜いた生き物」コーナー

地下水族科学館「もぐらんぴあ」は海のすぐそばにありましたので、
津波を受けた被災直後の状況はそれは悲惨であったと思います。

中にいた3,000匹余りの生き物のうち、生き延びたのはわずか20匹。

水槽の魚たちのこと、魚を大切に育ててきた従業員の皆さんのお気持ちを思うと・・・。。。


クラゲや


水槽や

そして展示用のお魚や・・・

全国からの大きな大きな力添えと、
そして従業員さん方の地道な努力とふんばり、
たくさんの力でできあがった水族館。

水族館としての規模は小さいものになりましたが
すべてが水族館への愛情に溢れているように感じました。


前は『地下水族館』というだけに、暗い館内に浮かび上がる魚たち・・・という雰囲気だったもぐらんぴあですが、今回はまちなかに移動したので、明るく開放感のある水族館に大変身。


体験エリアの壁には、小学生の皆さんが描いた魚たちの絵。

すてき!

さかなクンの魚の手描きイラストもたっくさんあって、さかなのミュージアムみたいでした!


なんとこちら、入場は無料です。
気軽に入っていける、本当に”まちなか”にできた水族館。
ぜひぜひたくさんの方々に、立ち寄ってみてもらいたいです!!


もぐらんぴあまちなか水族館


■入館料 無料
※但し、体験コーナーの一部は有料

■開館時間
8月~10月 9:00~18:00
11月~3月 10:00~17:00
※最終入館は閉館時間の30分前まで

■休館日
毎週月曜日(祝日の場合は翌日) ☆8月中は月曜日も開館します☆
12月31日、1月1日

電話:0194-53-9600
もぐらんぴあまちなか水族館ホームページ
(haru)
・野田村では災害義援金を受け付けています
・野田村役場公式ホームページ(災害・復旧・生活などの情報はこちら)
・野田村社会福祉協議会/野田村災害ボランティアセンター

タグ:久慈市

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※記事の内容は取材当時のもので、最新の情報とは異なる可能性があります。最新情報は直接店舗等にご確認ください。

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