野田村ではここ毎年、12月に『野田ホタテまつり』というのを開催していました。
港に出荷前のホタテを一時保管するホタテの蓄養施設というのがあるのですが、
一年に一度、一般の方が蓄養施設から直接ホタテを購入できる冬の恒例イベントです。
津波で姿も形もなくなったこの蓄養施設ですが、この10月末に野田港に完成し、
今年は2年ぶりに「野田ホタテまつり」が復活することが決定しました!
というわけで「道の駅のだ」から車で約1分、野田港です。
じゃん!! そしてこちらが、新しいホタテの蓄養施設です。
ぴかぴか。
おじゃましま~す
野田湾で水揚げされたばかりのホタテを選別中です・・・
↓毎日忙しく働く野田村漁協の安藤課長さん と金子さん↓
施設の中はこんな!
震災前とほぼ同規模で、4トンから6トンのホタテを蓄養できるそう。
おおお・・・ がんばって大きくなった愛しきホタテちゃんよ。
美しい野田湾の冷却清浄海水で満たされた蓄養水槽内の居心地はどうだい?
震災後の春に獲ったホタテの赤ちゃんを育て、1年半。
現在約10cmに成長!!
例年のまつりだともう少し大きいサイズのホタテも含め、いろんなサイズが用意されていたけど、今年はこのサイズがせいいっぱい。
でも貝殻のサイズに見合わないくらい大きく旨みたっぷりの貝柱、繊細な味わいと歯ごたえは、野田村が全国に誇る逸品でございます!
実は野田村漁協さんではホタテPRのため都内のイトーヨーカドーのフェアに出したり、今年7月ごろからは盛岡材木町で毎週土曜日に行われている「よ市」や、地ビール醸造の「ベアレン」さんのビール工場イベントにも出張し、野田村産ホタテをスープや焼きホタテで販売しています。
安藤さんも行かれているそうですが、毎回とっても好評だそうです!
ちなみに現在は数が少なくイベント限定で出荷されているため、市場には出ていません。野田村の人もなかなか食べられない希少品です(笑)
よく今年「ホタテまつり」の復活に踏み切りましたね、とお聞きすると、
安藤さんは「ここまで来れたのも皆さんからのご支援のおかげですからね。
どうしても何らかの形で感謝を伝えたかったんです。」とおっしゃっていました。
野田村漁協野田養殖組合さんは震災後、まだ港にがれきが残っている状況の中でホタテガイの養殖をスタート。
ホタテガイの幼生「ラーバ」を採取する採苗器も大半が流され、沖合の養殖施設も全滅し、漁船もなくなり、ゼロからのスタートでした。
ラーバを採取し、それを稚貝に育て、去年の12月には震災後初めて、4cmまで成長した稚貝を県内の養殖漁家に出荷しました。
12/8(土)に行われる「野田ホタテまつり」では、約3トンのホタテが準備される予定だとか!
漁協さんは今年も焼きホタテやホタテスープ、朝に獲れた鮮魚なども販売します。
△今月頭に行われた野田産業まつりで食べた焼きホタテ。美味しかったぁ~~。
その他えーと、いろいろ盛りだくさんすぎるので、それはまた続報で(>Д<)ゝ”
漁協さん、お忙しいところありがとうございました!
-イベントデータ-
復活!野田ホタテまつり
〔日時〕 平成24年12月8日(土) 午前11時~夕方5時
〔場所〕 野田港
〔問合せ〕 野田村役場 産業振興課 TEL:0194-78-2926
詳しくはこちらのページをご覧ください。
(haru)
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タグ:産業まつり, 道の駅のだ, 野田ホタテまつり, 野田ホタテまつり
Comments [3]
No.1しもむんさん
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美味しそうですね?♪♪あ、あれ??所々にクリスマス仕様ののん様が……「食べたいのだ!!」
No.2noda-kankoさん
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>しもむん様☆
のんちゃん、赤いマフラーだけ着けてみたよ。
さすが漁協の皆さんはあったかそうな格好してるよね!
No.3noda-kankoさん
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>いの様☆
コメントありがとうございます。
1年頑張ったご褒美、いいですね??(>_<)
このイベントでは会場からそのままお歳暮発送する人も多いですよ♪
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