本日は、アジア民族造形館のご紹介です。
アジア民族造形館は、アジア各国の資料を展示している資料館で、野田村の山あい、日形井地区にあります。
「道の駅のだ(三陸鉄道陸中野田駅)」より車で15分程です。
行く途中、細い山道になるので初めて行く方は少し不安になるかもしれませんが、道路に看板が出ていますので大丈夫。
そして、到着!!
野田村の街中とは違う、時間がゆっくり流れていく感じ。癒しの空間です。
川の音、鳥のさえずり。
the田舎です。
ところで、なぜ野田村にアジア民族造形館があるかといいますと。
野田村へ訪れた金子量重さんという方が、日形井地区の南部曲り家を見て、タイの風景に似ていると感じ、曲り家の数棟を改装し、「アジア資料館」として開館されたそうです。
まずは受付をし、「第1展示棟」へ。
昔にタイムスリップしたかのような・・・。
なんだか、ワクワク。
建物の中へ入ると、じゃ~ん♪♪
囲炉裏がありました。
囲炉裏の煙で茅葺屋根を燻し、虫がつかないようにしたり、屋根を丈夫にしたりするのだそうです。
なので、夏でも囲炉裏の火を消すことはないのだそうです。
アジア各国の民族衣装を着て記念撮影できるコーナーもありました。
こちらは無料で体験できます。
子ども用の衣装もあったので親子で楽しめると思います。
他には・・。
こちらの衣装はネパールの民族衣装です。
女性の方だけではなく、男性の方も巻きスカートを着ているそうです。
お次は別棟の「第2展示棟」へ。
こちらの第2展示棟には、奥中央にバイラヴ像、装飾品や食器、真ちゅうの食器、色鮮やかな前掛けなどを展示してありました。
なんとこんなところに「ばいきんまん」が!!(笑)
子ども連れのお客様にも楽しんでもらえるように、ところどころに折り紙で作られたキャラクターがあるようです。
外に出ます。
タイの高床式住居です。
教科書で見かけたことがありますが、実物を見るのは初めてでした。
床板に少しの隙間を持たせ、そこから下の家畜が見え、
食べ残しなどを落とせば、下にいる家畜がそれを食べるといった合理的なつくりになっているんだとか。
こちらの建物には、「のだ焼」を展示していました。
今回初めて行ってみましたが、「へぇ~」と驚くものがたくさんありました!
展示棟の他に1棟改装していない曲り家もあり、当時の生活を感じることができると思います。
のんびり、ゆっくり散策するのがおすすめのアジア民族造形館でした。
【アジア民族造形館】
〒028-8201 岩手県九戸郡野田村大字野田6-75
TEL 0194-78-3252
開館時間:9:00~17:00
休館日:月曜日(ただし祝祭日の場合はその翌日となります)・12/31~3/31
入館料:一般300円 高・大学生200円 小・中学生100円
駐車場: 50台(無料)
※20名以上の団体は一人当り50円引き
●詳細はこちらから●
http://www.vill.noda.iwate.jp/asia/
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