災害公営住宅 “内覧会” 門前小路第2団地

震災から2年9か月が経ち、野田村本町地区では嵩上げ作業が進んでいます。
さて、先週末12/15(日)、風が強く寒い中でしたが野田村門前小路第2団地、災害復興公営住宅の内覧会が開催されました。
災害公営住宅は、震災により住宅を失った方で、自力では住宅確保できない方に低廉な家賃で入居できる公営住宅を整備する事業です。
ここ門前小路第2団地は、先に完成した門前小路第1団地に続き岩手県が整備したものです。


野田村役場より徒歩10分ほどの場所にあります。
外観はほぼ完成し、今は内部の設備工事を行っている段階で、来年1月20日に完成し県から村へ引き渡され来年2月1日から入居可能だそうです。

木造平屋の戸建・長屋造り(二戸一棟住宅)で、間取りは3DK(67.90㎡)。
当初は、一部を2階建ての予定だったそうですが、被災者の要望もあり平屋に変更したようです。

外には各世帯ごとに庭もあり、とてもきれいな住宅となっていました。

ゆったりとしたシンクのキッチン。

バリアフリーにも配慮され、トイレや浴室などの必要な箇所には手すりもありました。高齢者でも安心です!
そして住戸間の壁には防音材が充填されているため、生活音はほぼ伝わらないようにできているそうです。また、窓はペアガラスと樹脂サッシの二重にすることで、結露対策をしているようです。


この日の内覧会には村民や入居予定の皆さんが訪れ、間取りや設備を確認していました。
今後城内地区高台団地にできる村営住宅(75世帯分)はまだ先になりますが、新しい家を見ると未来や希望が見え、がんばろう!!というそんな気持ちになりますね。



ブログをご覧いただきありがとうございました。
(あっこ)



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タグ:震災と復興

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