甚大な被害をもたらした東日本大震災から10年が経ちました。
野田村でも大津波記念碑の前で東日本大震災追悼行事が行われ、地震が発生した2時46分、サイレンが鳴り1分間の黙とうが行われました。
あらためて亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災された皆様ならびにご家族の皆様に、お見舞いを申し上げます。
ぽつりぽつり生き残っていた松の木も、年々枯れて減ってきました。
保健センターの玄関に、岩手県立二戸高等看護学院さんから頂いた綺麗なお花が飾ってありました。
先日、保育所の皆さんが東日本大震災の記憶パネル展を見学にきてくれました。
実はお伺いしたとき、(津波の被害を小さな子に見せても大丈夫かな。。)と少し心配になりました。でも、その子たちとあまり年齢の変わらないわが子に「(津波が来たことを)しらない」と言われ、危機感を覚えたことを思い出しました。
当時、保育所の園児さんたちは先生方に連れられ高台へ避難し、全園児の命が助かりました。しかしこの先の災害発生時、自分で判断して逃げなければならないときがあるかもしれない。
「生きる力を育みたい」という、先生方の強い意思を感じたように思いました。
私たちも見習いたいです。
野田村に津波が到達した3時36分頃で止まった時計
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