blog_eyecatch.jpg

十府ヶ浦の展望休憩施設

冬の間はほぼ活動のないボランティアガイド。

その間にも、村の復興事業はどんどん動きを見せています。

事業計画書だけでは分からないこともいっぱい。

 

というわけで春に向け、先日ガイド研修会として
役場・復興むらづくり推進課の方々に
村内に建設中の都市公園を案内していただきました。

 

その中の一つ、完成すればガイドコースに組み込まれるであろう施設がこちらです!

IMG_0764.JPG

ホタテの貝殻のデザインが特徴的な、十府ヶ浦海岸を望む展望休憩施設happy01

建物は既に完成していますが、駐車場他周辺はまだ整備中。
6月からオープン予定だそうです。


DSCF2164.JPG

中は広々として、立派なお手洗いがあり、海も見えます。
柱の一部にはここに立っていたスギ、また壁にはホタテの粉末も使用されているんだとか。

ここで何か飲食や販売を行うかなどの利用法については未定です。

 

外へ出て、休憩施設のとなりにある展望台へ。

DSCF2194.JPG

ま~!

良い眺め~sign03

IMG_0759.JPG

「防潮堤も砂浜も野田港も見えますね」「ガイドにぴったり」

IMG_0760.JPG

IMG_0762.JPG

防潮堤や水門はまだ建設中で、平成30年度までかかります。

 
 

なお、ここには昭和8年3月3日の三陸津波の石碑も設置されています。
これは国道をはさんで向こう側にあった綿津海神社(津波で流失)にあったものを移動したもの。

IMG_0753.JPG

3メートルぐらいあるでしょうか。

IMG_0757.JPG

正面には「津浪記念碑」、裏側には三陸津浪の詳細が記されています。
この三陸津波のあと、防潮林の植林、防波堤の施工がされたそうです。

 

 

東日本大震災大津波のモニュメントは現在はないのですが、来年度末に向けてこの場所に設置される予定になっています。

DSCF2199.JPG

 

この場所から山手の遊歩道(これも建設中)を越えたところに三陸鉄道北リアス線の新駅「十府ヶ浦海岸駅」のホーム・待合室が建設中です。

来月3月25日開業に向け、急ピッチで工事中のようです(*^─^*)

IMG_1767.JPG

あと約1ヶ月で開業です!

この駅の前を通る、国道45号迂回路を挟んで向こう側もまた、都市公園として整備中です。

 

この駅で降りて村中心部まで都市公園を歩く、というウォーキングイベントコースもありですね。

管理や活用法についてなど課題はありますが、作った物をどう活かすかは村民の力の見せどころなのでしょうか。( ´-`)

 

ご案内いただいた役場復興むらづくり推進課の皆さん、参加いただいたガイドの皆さん、ありがとうございましたnote

 

 

※(注意)都市公園及び施設は5月末までに工事完了、6月からのオープン予定となっています。

 

都市公園事業(津波防災緑地)-野田村
http://www.vill.noda.iwate.jp/machinamisaiseihann/320.html

 


この記事が気になりましたらお気軽にコメントやシェアしていただければ幸いです。
野田村観光協会Facebookページはこちら

タグ:十府ヶ浦, 十府ヶ浦公園, 震災ガイド, 復興事業

関連する記事

※記事の内容は取材当時のもので、最新の情報とは異なる可能性があります。最新情報は直接店舗等にご確認ください。

コメントする

公開されません

その他の記事

最近の記事から

過去の記事から

このページの上部へ

お知らせ


過去記事

プロフィール

岩手県九戸郡野田村(沿岸北部・三陸・三陸復興国立公園/陸中海岸国立公園・国道45号)の観光・物産・食、村の“ほっ”とな話題などをご紹介するブログです。