冬の間はほぼ活動のないボランティアガイド。
その間にも、村の復興事業はどんどん動きを見せています。
事業計画書だけでは分からないこともいっぱい。
というわけで春に向け、先日ガイド研修会として
役場・復興むらづくり推進課の方々に
村内に建設中の都市公園を案内していただきました。
その中の一つ、完成すればガイドコースに組み込まれるであろう施設がこちらです!
ホタテの貝殻のデザインが特徴的な、十府ヶ浦海岸を望む展望休憩施設
建物は既に完成していますが、駐車場他周辺はまだ整備中。
6月からオープン予定だそうです。
中は広々として、立派なお手洗いがあり、海も見えます。
柱の一部にはここに立っていたスギ、また壁にはホタテの粉末も使用されているんだとか。
ここで何か飲食や販売を行うかなどの利用法については未定です。
外へ出て、休憩施設のとなりにある展望台へ。
ま~!
良い眺め~
「防潮堤も砂浜も野田港も見えますね」「ガイドにぴったり」
防潮堤や水門はまだ建設中で、平成30年度までかかります。
なお、ここには昭和8年3月3日の三陸津波の石碑も設置されています。
これは国道をはさんで向こう側にあった綿津海神社(津波で流失)にあったものを移動したもの。
3メートルぐらいあるでしょうか。
正面には「津浪記念碑」、裏側には三陸津浪の詳細が記されています。
この三陸津波のあと、防潮林の植林、防波堤の施工がされたそうです。
東日本大震災大津波のモニュメントは現在はないのですが、来年度末に向けてこの場所に設置される予定になっています。
この場所から山手の遊歩道(これも建設中)を越えたところに三陸鉄道北リアス線の新駅「十府ヶ浦海岸駅」のホーム・待合室が建設中です。
来月3月25日開業に向け、急ピッチで工事中のようです(*^─^*)
あと約1ヶ月で開業です!
この駅の前を通る、国道45号迂回路を挟んで向こう側もまた、都市公園として整備中です。
この駅で降りて村中心部まで都市公園を歩く、というウォーキングイベントコースもありですね。
管理や活用法についてなど課題はありますが、作った物をどう活かすかは村民の力の見せどころなのでしょうか。( ´-`)
ご案内いただいた役場復興むらづくり推進課の皆さん、参加いただいたガイドの皆さん、ありがとうございました
※(注意)都市公園及び施設は5月末までに工事完了、6月からのオープン予定となっています。
都市公園事業(津波防災緑地)-野田村
http://www.vill.noda.iwate.jp/machinamisaiseihann/320.html
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