この鮭の稚魚の放流会は、野田村ではもう何十年も前から行われている春の恒例行事です。つまり大体の野田っ子は、鮭の稚魚の放流経験があるってことですね!
野田村玉川の下安家地区には、全国有数のサケマスふ化場があります。
岩手県内には何カ所もふ化場がありますが、ここでは県全体の10%以上にあたる400万匹以上の稚魚を育てているんだそうですー!
震災の大津波で、漁協も漁港もふ化場も流失、損壊する被害を受けましたが、
秋には新しいふ化場を復活させました!
ちなみに去年は震災で行いませんでしたので、2年ぶりの開催だそうです。
下安家漁協の皆さんが大事に育てた鮭の赤ちゃんを、野田小のみんなで川へ放流します。
おなじみ野田村のマスコットキャラクター「のんちゃん」は鮭の稚魚ですが
ピーナツじゃないよっ
ぽっこりお腹の"のんちゃん"は卵から還ってすぐの状態なので・・・
この子たちは、のんちゃんよりちょっとお兄ちゃん(お姉ちゃん)ですね!
ふ化したのが秋なので、半年ほど経過しています。5cmぐらいかな?
いざ川へ放流です!
「バイバーイ!」と声をかけてました♪
放流しているそばから死んでしまっていたり、鳥に狙われていたりしました。
鮭のお母さんも、卵を産むと力尽きて死んでしまうのも教えてもらいました。
うーん、命の授業ですね~。。(´-ω-`)
まわりの成人した皆さんにこの授業のことを聞いてみると、「あ~やったやった~」と 覚えていました。今日の皆もきっと、大人になっても覚えてるでしょうね!
この鮭の赤ちゃんたちはこれから海へ行き、成長し、4年前後で回帰してきます。
立派に鮭になって還ってきてね~!!
転校生だったワタクシはこの屋外授業を受けられませんでしたので
今日はちょっと感動してしまったのでした・・・
野田村といえば鮭の稚魚って、もう胸を張って言えるよ!
よーしっ、のんちゃん、これからもがんばろうね~!!
僕のお腹には夢がいっぱい詰まってるよ♪
・野田村役場公式ホームページ(災害・復旧・生活などの情報はこちら)
タグ:のんちゃん
コメントする