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たつのだ!野田村ホタテ&ドンコの被災木雑貨

ご覧になったかもいらっしゃるかもしれませんが
本日の岩手日報野田村のお父さんたちの『被災木雑貨』について掲載されました。


以前にも紹介したことがありますが、被災したお父さんたちが山小屋に集まって、
被災した防潮林の黒松を材料にした木工品を作る活動をされてるんです。

この小屋は、被災した大沢さんが震災前に建てていた山小屋(愛称・だらすこ工房)だそうですが、中学校の仮設から車で5分程度ながらも静かな山あいにあり、皆さんの集まる集会所として最適ですー。

名付けて『岩手県野田村けっぱる父さん ダラスコ工房』!


大沢さんは 「集まるだけでもいいから、別に作らんでもいいからって声を掛けたんだけど、みんな昔こういうのやったことあっから、やってみるとけっこう夢中になるんだ。」

お父さんたちだけってのも、のんびりできていいのでしょうね。



そしてこの木工品、
今度の7/8(日)に盛岡の【アイーナ】で行われる復興バザーに出すことになったんです!
去年行われた第3回のバザーでも、仮設のお母さん方の商品を出品させていただいたんですよね!)


詳しくは岩手日報の記事の方をぜひご覧いただきたいのですが
ブログでは気になる商品をでご覧いただきたいと思います♪


野田村の自慢の『ホタテ』と(↑)
『ドンコ』をかたちどった箸置き&ストラップ(↓)

”立ち上がる野田”をイメージした「たつ・のだ」の名前と、
被災前・被災後の防潮林の写真入りのパッケージに入っています!!

ドンコって分かりますかね?
エゾイソアイナメともいって、淡泊で上品な味の白身魚なんですよ。

めんこいドンコだなぁ。
ちなみに木工品のデザインは野田村の漁師さんであり木彫り師でもある、深渡栄一さんが顧問としてご指導しています!

「たつのだ」印も入ってます

材料となる木は被災した防潮林を村からいただいているわけですが、丸太を製材し、小さくカットし、手で丁寧に形作って、最後はオリーブオイルで仕上げているそうです。木目も1個1個ちがいますが、形も1個1個個性があります!

そうそう。ホタテについてのエピソードもあるんですが、”リアス式海岸”の名前の元である『リアス地方』では、巡礼の際にホタテ貝をお守りとして下げて歩くそうなんです。

なのでこのホタテのお守りも、震災から村を守りながら倒れた木で作られていますから、今度は皆さまのお守りにもなりますように・・・という願いも込められているそうですよ。



なお活動しているのは主に6人~8人で、ほぼ毎日通ってる方も多いとか!
この復興バザーのお話をいただき、6月に入ってから1ヶ月で100個以上作りためたそうです。


「こうしてみんなで集まって何かをすることがとても嬉しい。マイペースでも、継続してやっていきたい。そして皆さんからいただいたご支援のお返しができないかわりに、『がんばってる』ってことが伝えられれば」と大沢さん。


村内(「まるきん」さんや「苫屋」さんなど)では販売していたのですが、
村外への出荷は初めてということで、ぜひぜひ応援お願いいたしま~す!!
(収益の一部は、防潮林の植林費用に充てる「千年の松基金」に充てられます。)



-イベントデータ-


第4回 三陸を応援! 復興バザー
アイーナ職員と個人出店によるフリーマーケットと被災地からの販売。
・鉄神ガンライザー握手会
・親子で学ぶAED救命講習会
・災害時に役立つキャンドルづくり
・フェイスペインティングで復興支援
などお子様向け催事も盛りだくさんご用意しております。
ぜひご家族ご一緒にお越しください。

〔会場〕 アイーナ いわて県民情報交流センター 4階 県民広場(JR盛岡駅から徒歩4分)
〔日時〕 7月8日(日) 10:00~15:00
〔お問合せ先〕 アイーナ管理事務室 Tel:019-606-1717
http://www.aiina.jp/

(haru)

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タグ:まるきん, 苫屋, 復興支援

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