ふるさとの記憶-いわて失われた街 模型復元プロジェクト展。
野田村役場近く、野田村総合センター1Fロビーで行われ、
ロビー中央には、野田村中心部を再現した模型が展示してありました。
「ここが、私の家でした。こんなに家やお店があったんだね~。」
と、改めて模型にして気づいた所もあったようです。
何回も、模型を見ながら「懐かしいね~。」「ありがたいね~。」という言葉がこぼれていました。
こちらの、海岸に縞模様のように並べられている物、これは天日干しをしている昆布やわかめの様子を再現した模型です。
昔は、海藻の時期になると昆布やわかめが、何10mもずらっと並べられていたようです。
次に、野田村での大きなイベント「野田まつり」の様子です。
震災前、上組・中組・下組と3台の山車が運行されていた野田まつり。その様子も再現してありました。とても小さな模型ですが、細かい所まで各組の特徴を捉えた山車となっていて、すごいなぁ~と感動するばかりでした。
次に、約70年前に植林した1万本弱あった松林。
散歩コースになった場所でもあり、またパークゴルフ場もありました。
そして、宇部川には鮭の遡上の様子も!!
模型作りを手伝った澤里さん(野田中学校2年生)は、航空写真と照らし合わせて色を塗ることが一番大変でした。とおっしゃっていました。小学校の生徒さんも色塗りの手伝いをしてくれたことを教えてくれました。
また、会場内にはメッセージボード!!
「すごく良くできていました。感謝しています!」等、感謝の思いが書かれていました。
村の方も野田村ができた~。と涙を出して喜び、
震災前の野田村の街並みの記憶を呼び覚ました模型となりました。
模型制作していただい皆さま、ありがとうございました。
そして、震災3年目にあたる平成26年3月には、盛岡市において復元された岩手県の沿岸部9地域の「模型」を一堂に集めた<特別展>の開催も予定されているようですので、ぜひ、そちらへも足を運んでいただき野田村の模型を見ていただきたいと思います。
ブログをご覧いただきありがとうございました。
(あっこ)
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