岩手県は山ぶどう生産量日本一!
その中でも野田村は第1位~2位の生産量を誇ります。
野田村の『
工場が一番忙しく稼動する時期がやってきましたね!
生産者の皆さんが丹精込めて育てた山葡萄が、
ここで醸造されワインになります
村内3か所から運び込まれてきた早採り山葡萄3トン。
糖度は18度!
まず除梗破砕機という機械でブドウの軸を取り除き、残った果実から果汁を搾り出します。
さぁ、除梗破砕機(ぶどうの軸を取り除く機械)に入れていきます!
果実を取り除いた果梗は葡萄畑の堆肥にしたり、種は岩手県一関市にあるデクノボンズさんという会社へ渡り、種から油を搾り「グレープシードオイル」という商品へ生まれ変わるそうです
潰された果実がどんどん!
甘酸っぱくてフルーティーな、美味しそう~~な匂いが充満していきます。ほんとにいい匂い。
こちらが果実。わ~、濃い色ですね。すでに美味しそうです。
実は、今日仕込む果実3トン分(約2千リットル)のワインは、いつもとちょっと仕込みが異なるそう。
というのも何とこちら、盛岡の地ビールメーカーベアレン醸造所で『スパークリングワイン』になるそうです
これは初の試みですね
このコロナ禍で小売や飲食店の販売は落ち込み、冠婚葬祭、飲酒を伴う会合や宴会も自粛、ワインの販売は激減し売り上げは半減。
もちろんそれは涼海の丘ワイナリーだけでなく、酒類業界でも厳しい状況となっています。
そんな中、株式会社ベアレン醸造所様と、(株)のだむらが運営する涼海の丘ワイナリーとの異種事業者間による「岩手の地ビールと地ワインの連携と発展創造に関する連携協定式」が取り交わされました。
(株)ベアレン醸造所 木村剛社長(左)、涼海の丘ワイナリー 坂下誠醸造所長(右)
(写真:涼海の丘ワイナリー提供)
今後、岩手の地ビールと地ワインの連携と発展創造に資するマーケティング、商品開発、販売力強化、イベント開催、交流、人材育成等、ブリュワリーとワイナリーの2社による強みを活かした連携・協力を展開し、お互いの強みを活かし業績拡大を図ります。
来年春には、涼海の丘ワイナリーで醸造したワインをベアレン醸造所へ運び、ベアレン工場の設備でスパークリングワインにし、7千本の販売を予定しているそうです。
このあと仕込みが始まるワイン「紫雫 Marine Rouge2021」も来春3月頃にできあがります。
その前に先駆けて、今月10月24日(日)には「涼海の丘ワイナリー大収穫祭」を開催予定だそうです!
昨年・一昨年などのヴィンテージワインは、寝かせる事により酸がワインの中に溶け込んで、奥にある上質の果実の甘味が現れ、飲みやすく滑らかなテイストになっております
イベントの詳細は後日
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タグ:ベアレンビール, ベアレン醸造所, 涼海の丘ワイナリー
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