涼海の丘ワイナリー、ワインの仕込み始まる

岩手県は山ぶどう生産量日本一!
その中でも野田村は第1位~2位の生産量を誇ります。

野田村の涼海すずみの丘ワイナリー』さんで、今シーズンの山葡萄ワインの仕込みが始まりました。

20211007_IMG_0607.JPG

工場が一番忙しく稼動する時期がやってきましたね!

20211007_IMG_0604.JPG

生産者の皆さんが丹精込めて育てた山葡萄が、
ここで醸造されワインになりますshine

20211007_IMG_0574.JPG

村内3か所から運び込まれてきた早採り山葡萄3トン。
糖度は18度!

まず除梗破砕機という機械でブドウの軸を取り除き、残った果実から果汁を搾り出します。

20211007_IMG_0547.JPG

さぁ、除梗破砕機(ぶどうの軸を取り除く機械)に入れていきます!

果実を取り除いた果梗は葡萄畑の堆肥にしたり、種は岩手県一関市にあるデクノボンズさんという会社へ渡り、種から油を搾り「グレープシードオイル」という商品へ生まれ変わるそうですsign01

20211007_IMG_0561.JPG

潰された果実がどんどん!

甘酸っぱくてフルーティーな、美味しそう~~な匂いが充満していきます。ほんとにいい匂い。

20211007_IMG_0591.JPG

こちらが果実。わ~、濃い色ですね。すでに美味しそうです。

実は、今日仕込む果実3トン分(約2千リットル)のワインは、いつもとちょっと仕込みが異なるそう。

というのも何とこちら、盛岡の地ビールメーカーベアレン醸造所『スパークリングワイン』になるそうですsign03

これは初の試みですねcoldsweats02

 

このコロナ禍で小売や飲食店の販売は落ち込み、冠婚葬祭、飲酒を伴う会合や宴会も自粛、ワインの販売は激減し売り上げは半減。
もちろんそれは涼海の丘ワイナリーだけでなく、酒類業界でも厳しい状況となっています。

そんな中、株式会社ベアレン醸造所様と、(株)のだむらが運営する涼海の丘ワイナリーとの異種事業者間による「岩手の地ビールと地ワインの連携と発展創造に関する連携協定式」が取り交わされました。

IMG_6434.jpg

IMG_6435.jpg

(株)ベアレン醸造所 木村剛社長(左)、涼海の丘ワイナリー 坂下誠醸造所長(右)
(写真:涼海の丘ワイナリー提供)

今後、岩手の地ビールと地ワインの連携と発展創造に資するマーケティング、商品開発、販売力強化、イベント開催、交流、人材育成等、ブリュワリーとワイナリーの2社による強みを活かした連携・協力を展開し、お互いの強みを活かし業績拡大を図ります。

来年春には、涼海の丘ワイナリーで醸造したワインをベアレン醸造所へ運び、ベアレン工場の設備でスパークリングワインにし、7千本の販売を予定しているそうです。

 

IMG_0230.JPG

このあと仕込みが始まるワイン「紫雫 Marine Rouge2021」も来春3月頃にできあがります。

 

その前に先駆けて、今月10月24日(日)には「涼海の丘ワイナリー大収穫祭」を開催予定だそうです!

昨年・一昨年などのヴィンテージワインは、寝かせる事により酸がワインの中に溶け込んで、奥にある上質の果実の甘味が現れ、飲みやすく滑らかなテイストになっておりますheart01

イベントの詳細は後日sign03

 

涼海の丘ワイナリー

ベアレン醸造所



この記事が気になりましたらお気軽にコメントやシェアしていただければ幸いです。
野田村観光協会Facebookページはこちら

タグ:ベアレンビール, ベアレン醸造所, 涼海の丘ワイナリー

関連する記事

※記事の内容は取材当時のもので、最新の情報とは異なる可能性があります。最新情報は直接店舗等にご確認ください。

コメントする

公開されません

その他の記事

最近の記事から

過去の記事から

このページの上部へ

お知らせ


過去記事

プロフィール

岩手県九戸郡野田村(沿岸北部・三陸・三陸復興国立公園/陸中海岸国立公園・国道45号)の観光・物産・食、村の“ほっ”とな話題などをご紹介するブログです。