ツツジが見頃で、山菜も食べ頃の今日この頃。
野田村ではがれき撤去はおおむね終わり、現在はコンクリートがらや土台の撤去が行われています。
野田村役場の前にあるのんちゃん広場奥にある『野田村生涯学習センター』(図書館)は、津波が押し流したがれきの最終到達地点付近ということもあり、大きな被害を受けました。
(震災当時の写真)
▽現在は、写真保管室として利用されています。
入ってまず目に飛び込むのが、昔懐かしい頃の「砂まつり」の写真パネル。
本棚と大量の本と土砂でいっぱいだった館内もこのとおりきれいに。
図書館の本は、郷土資料等など一部を残してほとんどの本が廃棄処分されるとか。
センター内には、皆さんが拾い、持ち寄った写真が保管されています。
こんなにいろんなスナップ写真の展示なんか見る機会ないですね!本当に思い出の宝庫です。
被災写真は泥につかっているため、泥・枝・葉っぱがびったり張り付いて、アルバムのフィルムはべとっと濡れてるし、写真は印字面がドロッととけたりして・・・思わず( ̄Д ̄|||;)と顔をしかめちゃう状態なんです・・・(またくさいし・・・)
そんな大量の被災写真を、災害ボランティアさんが地道に一枚一枚丁寧に水洗いし、仕分けし、展示・保管してくださってます。なるべく探し出しやすいようにと、本当にひと手間もふた手間もかけてくださっています。
写真ボランティアの皆さんは、今はこの施設に入ってやっていらっしゃいますが、少し前までは役場前の屋根もないところで、寒かった中水仕事をしてくだり・・・
本当にお疲れ様です(ノ_<。
返却された写真も多いですが、センター内にはまだまだ保管されています。
持ち主の元に帰るのが、写真にとってもボランティアさんにとっても一番うれしいことだと思います!
野田村民の方はぜひぜひ、思い出の写真を探しに行ってみてくださいませね。
・野田村では災害義援金を受け付けています
・野田村役場公式ホームページ(災害・復旧・生活・ボランティアなどの情報はこちら)
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