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今年も山ぶどうを絞る(1)

この週末、さっそく家族で山ぶどう狩りに行ってまいりました。
朝から寒い日でしたが、ようやくあたりはポカポカ・・・。

こちらは、玉川・根井地区の『滝沢農園』さんですよっ。

ご自宅へ伺うと、滝沢さんの奥様がいらっしゃいまして
道路を挟んで向かいにある山ぶどう畑へ案内してくださいました。

先週開園式を行った岩山農園さんよりは小さいけれど、立派な農園ですね。
ご夫婦でやっているのだそう。すごいなぁ。


山葡萄がいっぱい生っています。



ちなみに滝沢さんの農園は、早熟で甘味も強い「野村」という品種が多いそう。

その場でそのまま味見をしても、実際甘く感じます。


山ぶどうの葉は、大きく厚くピンとしています。一部紅葉もはじまっていますね。


走り回るわが子。

ひと房、ふた房切ったら満足して、園内ダッシュ。


「この辺がよく日が当たって美味しいよ」と良い山ぶどうを教えていただいて、結局約5kgほど採りました。

滝沢さんご自身は、近くの業者さんに頼んで絞ってもらうのだとか。残りの果実で、自宅で二番出しとして加糖・加水して作るんだそうですよ。



家に帰り「山ぶどう原液 つぶすだけ編」を仕込みました。簡単です。
しかしこの方法は簡単な反面、一週間待たねばなりません・・・。

一週間も待てない


というわけで1.5kgほどはお鍋で煮て原液を絞ることにしました。

ざっと洗ったら房から実をとりはずし、鍋に入れて少し潰したら中火にかけます。
沸騰しないようヘラで全体をかき混ぜたり潰しながら、様子を見ていると湯気が出てきます。
ガスの火を調節しながら、5分ぐらい?だんだん山ぶどうの香りが鍋から立ち込めてきます。


実が崩れてきたら、ボウルとザルを重ねて中身を開けます

木ベラが紫になった

ちなみに、2kg(作りやすい分量)からは800~1,000CCのジュースができます。


できたてホヤホヤをいただきま~す♪

・・・・・・

くぅー!!


濃厚ー!

もう一杯!


うん、さすが野田村の山ぶどうは甘いね。甘い。



ちなみにこちらは、実を外し、絞り、その果汁だけ取ったものです。

皮からの色がないため、果肉本体の色といいますか、にごった薄い茶色~紫色。
しかし放っておいたら、うす茶色のにごりが沈み・・・。
上に残ったのは、うすピンク色のきれいな果汁。
これを飲んでみると・・・


っっっ  酸っぱ!

「酸っぱい~!!」

でも美味しい!

なんでしょう、りんご? みかん? レモン?
そんな他のフルーツの酸味も連想させるような・・・
強烈な酸味ながらも、美味しいのです。



いろいろ試したら時間がかかってしまいましたが、
もぎたての山ぶどうの原液は、大変美味しかったです。

昨日は岩手山でも初冠雪と冷え込みましたが、山ぶどうでお腹はぽっかぽか


作るのがめんどくさい人は、道の駅のだ『観光物産館ぱあぷる』さんなどで原液も販売しております。でもでも今の時期なら断然おすすめしたいのが今しかできない「自宅de絞る!」

10月にも入り、これからもっと甘くなる季節。

寒い季節にぜひ飲んでほしい一品なのでした。


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▽山ぶどう狩り園&山ぶどう特売情報、また山ぶどうジュース(原液)のレシピは以下記事をご覧ください

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タグ:観光物産館ぱあぷる, 山ぶどう狩り, 山ぶどう狩り, 道の駅のだ

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