6月8日(土)に「だらすこ市民共同発電所・点灯式」が
行われました。
1泊2日で「野田村だらすこ市民共同発電所見学ツアー」も
開催され、東京・静岡・盛岡からのお客様が野田村にいらしてくれました。
ぞくぞくと、お客様が集まり14:00から、
点灯式が始まりました。
太陽光発電所の建設にあたり、中心となって動いてくれたのが、
地元野田村、「だらすこ工房」のお父さん方(代表・大沢継弥さん)です。
去年の11月から、だらすこ工房近くの山を切り始め、
長く厳しい冬を迎える前に少しでも建設に取りかかったというお父さん方。
12月には、専門家の技術指導を受けながらパネル用の架台設置工事に
取り組まれました。
5人のお父さん方で工事を行い、一つのものをつくりだす!!
復興を待つだけではなく、自ら何かに挑戦し、その姿を支援してくれた
人たちに見てもらう。
前向きはお父さん達の頑張りで・・・。
いよいよ点灯です!!
カチッ!っとスイッチを入れ、電気が3つ点き
参加者の「お~」という声とともに、拍手喝采でした。
だらすこ工房のお父さんたちは、笑顔で嬉しそうな表情でした。
そして・・・。
だらすこ太陽光発電所のために歌を創ってくれた千葉 和(ちば なごみ)さん。
【ダラスコ ホッホー ~幸せ招く鳥の歌~】 を披露して頂きました。
歌詞を一部紹介します(^^♪
♪♪本当は 分かっていたのさ 大切なものは 目に見えない
森の神が 優しく 歌うよ ホッホー ダラスコ ホッホー
さぁ 明かりを一緒に 灯しましょう
子ども等の 笑い声が 永遠に続くように
宇宙(そら)から見れば とても ちっぽけで
でも とっても 暖かな 光を
ホッホー ダラスコ ホッホー 幸せ 招く 鳥が 歌うよ
ホッホー ダラスコ ホッホー この願いが かないますように♪♪
ん~。歌詞だけ見ても感動します。
・・が、これに音楽がつきますと、もっと感動でした。
震災には負けない!!と思える歌です。
参加者のなかから、「CDを出してください。」という声も聞こえていたので、
もしかしたら、CDがでるかもしれません(^^♪
楽しみにしてましょう。
最後に、全員で記念写真!!
点灯式が終わるころには、太陽も出てきて応援してくれているようでした。
この写真のように太陽光パネルが216枚設置してあり、
一般家庭約30世帯分に相当する年間約5万2千キロワット時を
発電目標とし、全て東北電力に売電し、災害時には自立発電に切り変わる
ということでした。
点灯式が終わった後は、だらすこ工房へ移動!!
ツアーのお客様は、木工体験を楽しみ。
そのあとは、だらすこ工房・畑村さんのお話で、
だらすこ太陽光発電所ができるまでのことや震災当時のことを話してくれました。
地震がきたら!!
1歩でも高い所に逃げる!
1歩でも海から離れる!
この言葉が私には強く心に残りました。
ためになる話をしてくださった畑村さん、ありがとうございました。
そして、遠い所から足を運んでいただいたツアーの皆さま。ありがとうございました。
(あっこ)
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