海沿いにできた第3線堤である盛り土に沿って作られた
北から南までおよそ2.2km、面積は約19ヘクタール。
まだできたてで「そもそも歩いちゃっていいの?」感もあるので
今回はその道のりを歩いてみる第一弾です!
まず南側の端「海浜活動広場ゾーン」。
三陸鉄道北リアス線の十府ヶ浦海岸駅で降りた想定にしまして、ここからスタートにしまーす。
十府ヶ浦海岸駅前の国道45号迂回路道路はさんで向かいにある公園に、
野田村唯一の震災遺構「米田歩道橋」(米田歩道橋の一部)が設置されています。
十府ヶ浦海岸駅を左側(山手)に降りて行き、すぐ左手にある階段から遊歩道に入ることが出来ます。
もう一ヶ所、駅の裏側からも入れます。三陸鉄道ガード下を通りぬけると、右手に十府ヶ浦公園遊歩道への入り口の坂があります。
むむ、坂・・(=ω=; )
「でも、これぐらいあっこさんならさっさと行くだろうな...」と進みます。
いきなり上り坂ですが、ゆっくり行きましょう!
あっ、こんなところにもハマヒルガオがぽつぽつと咲いていますよ~
まぁこの時期海岸の高台に咲く花です。ニッコウキスゲでしたっけか、可憐ですね。
少し行くと展望スペース発見!わ~、きれい~~。
そこから下っていくと三叉路に。
右に行くと国道迂回路に出てしまいますから、まっすぐ行きますね。
再びのぼり。
ふぅ、ふぅ。
あ、なんか見えてきました。
うわ~~~これはまたいい眺め~~~~。w(*゚ロ゚*)w
さっきのところよりいい眺め!
あ、先客のお父さんがいらっしゃいました
良い眺めですね~。
「(階段)疲れたべ。俺のようなのはもう無理だ」
や~、ちょっとキツかったです。お父さんはこの辺に住んでるんですか?
「そうだね、ここは最近できたから散歩に来るよ。朝4時頃は朝日が綺麗に見えるし」
おお、朝日!それはきれいでしょうね。
「津波が国道を超えるなんて思わなかったもんな」と語るお父さん。そう、国道をはるか見下ろすこの山も津浪が届いたのです。津波の威力はすさまじいですね・・・。工事のことや、流された家の事をお聞きしてお別れしました。
上から見ると水門付近で国道が切れているのがよく見えます。まだまだかかりそうですね。
米田高台団地を過ぎると下り道。ふたたび広い展望台が見えてきました。
ヤッタ~、ほたてんぼうだいに到着です!
十府ヶ浦海岸駅から徒歩15分程度でした。早い人なら10分ぐらいで来れそうです。
(逆にほたてんぼうだいから山の上の展望台までは徒歩3分)
こちらの展望台には、昭和大津波の津波記念碑が建っています。
↓ホタテの形の屋根の「ほたてんぼうだい」
トイレは建物右側よりお入りくださいネ。
駐車場は最大30台・大型2台収容可能。
というわけで、十府ヶ浦海岸駅から往復・休憩コミ40分程度かなと思います★
国道沿いを歩かなくて良いので、ぜひみちのく潮風トレイルのルートに混ぜ込みたいコースですね!
階段は多いですが、高い所だけあって素晴らしい眺めです。( ^∀^ )
機会がありましたら行ってみてくださいね~♪
ほたてんぼうだいの向かい、ハートのベンチ周辺はもうすこしかな。座るのがちょっと恥ずかしいですが・・(笑)
芝生の養生などの関係上、公園内のバリケードやロープのある場所への立ち入りはご遠慮くださいませ。
-データ-
十府ヶ浦公園
都市公園事業(津波防災緑地)
津波災害に強い地域づくりを推進するため、津波被害を軽減する機能を有する都市公園(津波防災緑地)。区域の面積は19.3haで、海浜活動広場、展望休憩ゾーン(ほたてんぼうだい)、野田のもり、多目的活動広場、のんちゃんパーク、環境保全広場のエリアがある。
⇒野田村のホームページから情報を見る
〔お問合せ〕野田村役場地域整備課 TEL:0194-78-2927
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