さる5月3日、野田村の漁師彫り作家・深渡栄一さんの私設美術館「魚の番屋」が野田村内に開館となりました。
テープにかえてロープ、はさみにかえてマキリ包丁、手袋にかえて軍手でテープカット
東日本大震災や、様々な困難を乗り越えて長年の夢を実現された深渡栄一さん(写真中央)。おめでとうございます!
館内には、漁師である深渡さんが長年かけて制作された800点を超える作品のうち、350点もの海の生き物たちの作品が活き活きと展示されています。
およそ50年にわたる漁師歴の中で実際に自分の目で見た魚の木彫りは、 まるで今にも動き出しそうな見事な作品ばかりです!
重機で運んだという大作と深渡さん
この美術館は深渡さん個人の法人にて、美術館建設を応援してくださる方より小口資金を募るクラウド・ファンディングも活用し、建設されました。
これまではご自宅で見学を受け入れてこられましたが、こちらの美術館の完成ですばらしい作品をより多くの方にゆっくりとご覧いただけるようになりました。
屋外には立派な材木が。これからの新たな作品も楽しみですね。
なお今後、建物外壁にはたくさんの魚たちが游ぐ外装が行われるそうです。
ぜひ足をお運びください。
本日18時14分からの「mitプライムニュース」(岩手めんこいテレビ)にて、魚の番屋が放送予定です
-施設データ-
魚の番屋
〔住所〕岩手県九戸郡野田村大字野田8地割324-2
〔TEL〕0194-66-8866
〔営業時間〕【4月~9月】9:00~18:00(最終入館17:00)
【10月~3月】9:00~16:00 ※営業時間が変更になる場合があります
〔定休日〕毎週木曜日
〔入場料〕18歳以上1000円、小・中・高校生500円、幼児無料(10名以上で団体割引あり)
〔ウェブサイト〕http://fukawatari.sakura.ne.jp/
〔アクセス〕三陸鉄道北リアス線陸中野田駅(道の駅のだ)から車で約12分
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