野田村の防波堤と国道の間には、かつて多くの黒松がありました。
	林は海からの冷たい潮風から村を守り、また村民の憩いの場所となっていました。
	
	震災前の黒松林。
	昭和10年ごろ(83年前)から植栽され、1万本弱あったそうです
	 
	その黒松林は、7年前の大津波でほとんどなぎ倒されてしまいました。
	
	 
	 
	さる6月10日、村内グループ「のだ千年の松」主催で、
	十府ヶ浦公園と前浜を会場に『天までとどけ!未来への植樹祭』が行われまして
	村内外からたくさんの皆さんにご参加いただき ました
	 
	小田村長 
	 
	 
	「のだ千年の松」代表の坂本さん
	 
	 
	今回300本の苗木のご提供を頂いた、三菱UFJ環境財団様
	 
	 
	ご挨拶を頂戴いたしました所で、
	ご参加の皆さんで植樹の場所である国道45号・三陸鉄道の向こうへ向かいます!
	 
	 
	以前はここから入ったところに、十府ヶ浦パークゴルフ場がありましたね~
	 
	 
	昔、子どもとよく浜へ散歩がてら遊びに行きました。懐かしいです。
	 
	 
	 
	工事現場に、海浜性植物であるハマエンドウも咲いていました。
	 
	 
	 
	14mの防潮堤も大分できあがりましたね。
	 
	 
	やっぱり高い!
	 
	
		 
	
		昨年の10月に植樹されたクロマツも植えられています!
 
	 
	
	
		 
	
		 
	
		
			防潮林としては主に塩に強いクロマツが植えられますが、
		
			今回の植樹では心安らぐ景観に資するという意味も込め色とりどりの広葉樹(コブシ、ナナカマド、ハマナス、コナラ、ニシキギ)300本が植えられました。
	 
 
	 
	 
	 
	
		さっそく穴を掘り、苗木を植えていきます♪
	
		人が多いので、あっという間でした~。
 
	 
	 
	潮風に負けず、大きくなってねなのだ!
	 
	
	
		 
	
		ちなみに植えたのはヒメコブシ。白い花が咲くのかぁ。
	
		 
	
	
		 
	
		
			震災後野田村にたびたび訪れ、歌で元気を与えてくれている、名古屋のアーティスト茜谷有紀さんらも駆けつけてくれました。
	 
	
		 
	
		 
 
	 
	 
	参加者には記念品として、イベント限定の
「ハイビスカス入りピンクののだ塩」や、だらすこ工房さんの木彫りのキーホルダーがプレゼントされました。

 
	 
	 
	さらに、太陽光発電の「わたあめ」もおふるまいです。大人も子供も、わたあめを求めて長い列ができました。
	 
	 
	そして津軽笛奏者 佐藤ぶん太、さんのコンサートも行われ、天までとどく笛の音を披露してくださいました。
	 
	愛知県の茜谷さんや青森県の佐藤さんは、音楽を通じ、継続して励ましと元気をいただいています。どうもありがとうございます

 
	 
	 
	 
	この日は浜風が冷たい日でしたが、ご参加いただいたたくさんの皆さま、どうもありがとうございました。
	 
	皆さん、良い記念になったと思います

 
	 
	 
	 
	防潮林の造成には長い年月がかかりますが、立派な木に成長していくことを願います。
	 
	-団体紹介-
	「のだ千年の松」プロジェクト
	東日本大震災を千年後の子供たちに伝え震災を風化させないため、村内の「だらすこ工房」、「くる美人」、そして「苫屋」の坂本氏がグループとなり、2017年の防潮堤完成に向け植樹実現を目指しスタートしたプロジェクト。これまでにも村内外各地で植樹活動を行っている。
	のだ千年の松ブログ http://ameblo.jp/sennenmatu/
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タグ:のだ千年の松
      
      
 
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