野田村にあるNPO法人『のんのりのだ物語』は、東日本大震災後、復興の応援で村外から多くの若者が訪れるようになり、「このつながりを村全体に広げたい。ただいま、おかえりが飛び交うふるさとを作りたい」という代表の下向さんの想いから2015年にスタート。村内外、多くの地域の方々との輪を広げてきました。
今月26日に初めて実施する「動く家プロジェクト」は、地元の飲食店などの協力店が提供する美味しいお惣菜をキッチンカーで販売するもの。
「構想は1年ほど前からあった。イベント的なものではなく日常的な助けになる、店員と会話できるようなサービスにしたい」という下向さん。
中山間地域や高齢化の割合が高い地域へ食を届けたい!という目的のほか、子育てや仕事に追われるママさんたちにも食とコミュニティの場を提供したい!という目的があるそうです。
今回は本格的な事業を展開する前の”トライアルベース”としての第一弾。今後は月一回の継続を目標とされています。
キッチンカーの企画・販売を行うのは、同志である「HIBIKI SHOKUDO」(久慈市)、同じく「やまねこカフェ」(久慈市山根町)のオーナーお二人。
また車両は久慈市長内町のハウスメーカー(株)クジラテラスの協力を得てレンタルを利用。
また車両は久慈市長内町のハウスメーカー(株)クジラテラスの協力を得てレンタルを利用。
販売する品目は、コーヒー、ベーグル(やまねこカフェさん)、煮込みハンバーグ(HIBIKI SHOKUDOさん)、お弁当(洋食・旬彩料理みなみさん)、つけ麺(サムライブギーさん)、おにぎり・お煮しめ・サラダ(農家食堂つきやさん)、豚カツ(北末さん)などのお惣菜、お菓子(洋食・旬彩料理みなみさん)の予定だそうです
(どれにしようか迷っちゃう...)
(どれにしようか迷っちゃう...)
下向さんはNPOの代表として、地域の皆さんとともに模索しながら、民泊・体験の受け入れなどの交流コーディネート、手仕事団体のサポート、交流会やイベントの企画実施、また地元の良さのSNS配信を中心にマルチに活躍されてきました。
この5年の活動を経て、これまでの物語を継承しながらさらに次のステージに向かっていくために、この春野田村を離れる決断をし、「のんのりのだ物語」の再スタートに向けての新たなプロジェクトとして実施されます。
「のんのりのだ物語の新たな土台作りとしての準備期間と考えている」と話す下向さん。
「ただいま」を言いに、また野田村さ帰ってきてください。
行ってらっしゃい
-データ-
動く家プロジェクト
下記時間、場所にて、キッチンカーで販売を行います。
〔実施日〕令和2年3月26日(木)
- 8:00~ 久慈市役所前/久慈市(※コーヒーのみ)
- 9:30~ 久慈市山根町 各公民館(6カ所)/久慈市山根町
- 12:00~ 久慈市役所前/久慈市
- 13:00~ 野田村参道広場付近/野田村
- 14:30~ 日形井アジアの広場付近/野田村
- 15:30~ 道の駅のだ ぱあぷる前/野田村(16:30頃まで)
- 17:30~ おおのキャンパス(道の駅駐車場)/洋野町大野
〔問い合わせ〕NPO法人のんのりのだ物語 フェイスブック
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