前回の続きになりますが、先日、三陸DMOセンターが主催する「令和2年度 第3回三陸観光プランナー養成塾」に参加しました。
新型コロナウイルスで落ち込む三陸の観光推進を進めるため、野外を活用した観光アクティビティのトライアル実施です。
南は陸前高田市、北は久慈市まで約20名の皆様が参加されていました。
プログラムのもう一つは「シー(海)カヤック」ということで、野田村玉川地区の玉川漁港で行われました。
「カヤック」といえば、この周辺ではお隣久慈市の山形町小国のダム(ため池)で行っているそうですが、野田村ではあまり聞いたことがありません。なぜなら内湾ではなく、静穏な水域があまりないから。
天候が悪かった場合の代替えメニューもご用意されていたそうですが、幸いこの日は大変良いコンディションに恵まれました。
「もし海へ落としても良いものだけ持って行ってください。」とのことで、スマホや一眼レフカメラはおいてゆかねばなりません。
港で待機する、いわて復興応援隊(いわて定住・交流促進連絡協議会) 久慈事務所の町田さんにお願いしました。
八戸のインストラクターの方が、ライフジャケットの着用の仕方、パドルの使い方、落ちたときの対応など丁寧に指導してくれました。
撮っていただいた写真は素敵だけど、恐怖に顔がゆがむ私
海が身近にある生活の中で分かりませんでしたが、思っていたより海が怖いらしいことが判明。すぐそばに海面があり(船が低い)、底の見えない水面、グラグラ揺れる船体(私が震えているのか?)、身体がガチガチでうまく動きません。
※他の方はとても楽しんでいます。
港内で練習する皆さん
教えていただいた通り漕いでるつもりでしたが、なぜかテトラや防潮堤へ吸い込まれていき。。何度も後ろに付いたインストラクターの方が助けてくださいました。
私たちは港から出ることはあきらめて、後方の小野寺さんとおしゃべりしたりしながらぷかぷか。なんとなくやっと海の上に浮かんでいることに慣れてきました。
この日は風がなく穏やかな海でしたが、港から出ると外洋からのうねりが多少あったそうです。
涼しいイメージとは裏腹に、ジリジリと照り付ける日差しが暑い
聞けば1時間以上は海上にいたそうです。海の上でみんなで記念撮影をしていただいて、さあ陸に戻るぞと思ったら、吐き気と頭痛。カヤックも船酔いあるんだ・・・。(当たり前か)
というわけで始終情けない姿でしたが、大変貴重な体験をさせていただきました。
(後ろの方とインストラクターさんに迷惑かけまくったけど)飛び跳ねる魚を見れましたし、とってもいい思い出になりましたよ。
ぜひ、こういうのが好きな方にたくさん体験していただきた~い!!(私が乗っただけではもったいなさすぎ!)と思いました。
ちなみにインストラクターの方やスタッフの皆さんとも(下見を兼ね実践は行ったそうですが)ここ玉川漁港でのシーカヤック体験の受け入れは初めてだそうです。
玉川漁協との調整やご企画をしていただいたいわて復興応援隊の町田さん、北三陸OUTDOORSの大津氏さん、三陸DMOセンターさん、ありがとうございました。
今回の体験料金はお一人あたり6500円程度だそうですが、カヤック・パドル・ライフジャケットすべてレンタルで、親切にご指導いただきしっかり見守っていただきました。
ご興味のある方は「北三陸OUTDOORS」さんで検索してみてください★
町田さんが撮影されたドローン映像がYouTubeにアップされています。よければご覧ください。
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