野田村トレイル振興会にて、久しぶりのウォーキングイベントを開催しました。
昨年は新型コロナウイルスの流行でウォーキングイベントを中止としましたが、今年は感染対策を取りながら、人数を制限して実施していくことにしました。

今回は野田玉川駅発、陸中野田駅着で、「みちのく潮風トレイル」の野田村区間ルートとその周辺を歩きました。
「トレイル」とは、森林や原野、里山などにある「歩くための道」のこと。
東北地方太平洋沿岸地域を使った自然歩道「みちのく潮風トレイル」は、 環境省が設定する、青森県八戸市から福島県相馬市までの4県28市町村を つなぐ全長1,000キロを超えるロングトレイルです。
自然との共生の中で育まれた暮らしや歴史・文化を大切にすることを理念とし、官民の連携により維持されています。

【9:10】準備運動をして、野田玉川駅を出発です!
定員の20名あまりの皆様が参加されました。
今回は野田村内からの参加者が多かったですが、村外からもご参加いただきありがとうございます!!

駅のうらから、玉川漁港へ向かって降りていき・・・
「いい眺め~」「高くてこわい~」
玉川漁港前から、西行屋敷跡へ登ります。
歌人・西行法師が景色の美しさに惹かれ、しばし草庵を結んだとされています。
西行屋敷跡でガイドさんから「西行と末子伝説」のお話をお聞きしました。
玉川神社の左脇から進み、国道45号を渡って、
ギャラリーIZUMITAさんに少し立ち寄ってみてから通過
ここからマリンローズパークまで登り坂。
野田村内の三陸沿岸道はまだ工事中です。
ぜえぜえ... 今年はもう桜が散ってしまいましたね
マリンローズパーク野田玉川(休憩)
リニューアルオープンしたばかりのミュージアムショップに立ち寄りました。
息をきらして坂を上がってきてやっと休憩なのに子どもたちがロープアスレチックで遊んでて
「休憩に遊ぶなんて!!
」と目を疑いました。(笑)
三陸ジオパーク(野田玉川鉱山)の解説看板があります。
ちょっとクールダウンして再出発。
土内地区には、桃や八重桜や木瓜やレンギョウなど、春のお花がたくさん
再び海岸へ出まして、ちょっと寄り道。
津波堆積物(厚井浜)
ガイドさんに案内してもらいました。
この野田村の津波堆積物を調査してみたところ、7000年の間に13回以上もの津波の地層があったことが分かったそうです。
国道45号歩道橋から、津波の爪跡が残る米田水門を見上げながら通り
十府ヶ浦を見下ろす展望休憩施設「ほたてんぼうだい」で休憩です。
こちらにも三陸ジオパーク(十府ヶ浦)の解説看板があります。
東日本大震災の大津波記念碑
ここからは十府ヶ浦の防波堤をゆくことに。14メートルの立派な防潮堤です。
急に雲行きが怪しくなってしまい、風に煽られて寒かったです・・
前浜から降りて街なかへ向かい、「まるきん」大沢菓子店さんへ!
涼菓「くずバー」を準備していただいてましたので、
皆さんで美味しく試食いたしました
愛宕参道大鳥居前を通り
宇部川沿いを抜け
【11:50】陸中野田駅(道の駅のだ)にゴール!
お疲れ様でございました~!
ここで解散となりますが、お弁当を受け取ります
今回は希望者の方に、二種類からお選びいただく形にしました。
今回は感染症対策として昼食会場は設けなかったのですが、歩いた後のお弁当は神がかって美味しかったです。
※おうちで食べました。(おなかが減りすぎてブレてる・・・

)
左は野田村のプレミアムポーク南部福来豚を使用した南部福来豚弁当(今回オリジナル弁当)、右は陸中野田駅の駅弁の鮭いくら弁当。
『鮭いくら弁当』は陸中野田駅へ予約すればご購入いただけます★
少し休憩したあと、三鉄(12:14発)でスタート地点の野田玉川駅へ戻りました。
さんてつってラク!!
というわけでガイドさんにお話を伺いながら、春の花を愛でたり海風に煽られながら9キロ弱を歩きました★
年中さんから小学生、中学生もご参加いただきましたが、小中学生はさすが登下校を歩いてるだけあって全然平気そうでした。
ご参加いただいた皆様、おつかれさまでございました~
運動不足なもので大変疲れましたが、やっぱり歩くのは気持ちよかったですね。
皆さんもぜひ、連休に歩いてみてはいかがでしょうか♪
なお、野田・塩の道を歩こう会実行委員会によりますと、今年は5月に「塩の道を歩こう会」を開催予定だそうです。
決まりましたらホームページなどでご案内いたします。
この記事が気になりましたらお気軽にコメントやシェアしていただければ幸いです。
野田村観光協会Facebookページはこちら
タグ:みちのく潮風トレイル, ウォーキングイベント, 三陸ジオパーク
コメントする