手が止まらないの!塩ぐるみ&黒糖ぐるみ

道の駅のだの物産館で密かな人気の「塩ぐるみ」「黒糖ぐるみ」をご存じですか。岩手県産や野田村に自生するオニグルミの加工・販売を行う「くるみ工房 くる美人」さんが作っている商品です。


オニグルミ(和ぐるみ)はその名前の通り殻が鬼のように硬いことで有名ですが、その実は渋味もなく濃厚でクリーミー!

とはいえ殻割りが大変なことに加え、食べられる部分も少ししかなく貴重です。




今日はその鬼グルミを加工している、村内根井地区の加工場にお邪魔しました。


こんにちは~!
左上の方が「くる美人」の中原さんです。いつもは6人で作業しているそうです!



この日は皆さんで、東日本大震災 被災地支援チーム「SAVE IWATE」さんの岩手県産のクルミをむき身にするお仕事をしていました。


クルミがぎっしり詰まった袋がたくさん!!!

えっ、器具とかじゃなくてカナヅチで割るんですか?


ガン・ガン・ガン!(ポイ)
ガン・ガン・ガン!(ポイ)

潔く3~4打で割れ目を入れて、テンポよくどんどん割っていきます。
一見殻が割れてないように見えましたが、殻に割れ目を入れて中の身を割らないよう気を付けてるそうです。(これにはカナヅチが一番いいんだとか。)
そうすると殻をカパッと取ったとき、こういう身が出てくるわけで・・↓


ひょえ~、職人技!

わたくしもやらせてもらったんですが、力加減が難しい。。。



それを1つ1つ取りだし・・・


ふるいにかけて大・中・小に選別し・・


さらにそれぞれ殻等入ってないかチェックします。
「でも、飽きないでやってますよ。」と談笑しながら語るお母さんたち。


「でも目が辛いのよ~」

わが家でやってもせいぜい正月に1~2kgですが・・・、皆さんは1日に30~40kgも加工しているそうです!!



こうしてできたオニクルミのむき身に、
ミネラル豊富な自然海水塩「のだ塩」とお砂糖をまぶしたのが「塩ぐるみ」
そして黒糖をまぶしたのが「黒糖ぐるみ」です。


固さはといえば思いのほか柔らかめで、口の中に入れればクルミの香ばしさ、噛めばなんともいえないコクが広がります。これにのだ塩のしょっぱさや黒糖の香りと甘さが手伝って、1つ食べると手が止まらないんです〜。


くるみのむき身(味付けのないもの)も販売しています。
すべて50g入りで一袋450円(税込)。

 

ちなみにこのあたりではクルミの実のことを方言で「クルビ」と呼んでいて、また大変美味しいものの表現をするときに”これァうめぇ味がするもんだ。くるび味がする”と言うんだとか。
そこから、“そんな味のある人間になれたら・・・”と「くる美人」さんと名付けられたそうです。

栄養ドリンクごっつぉーになってしまいました(*>0<*)

まさに”くるび味”がする「塩ぐるみ」&「黒糖ぐるみ」、ぜひ一度お試しになってみてはいかがでしょうか。

 

-データ-

岩手県産オニグルミ 塩ぐるみ・黒糖ぐるみ・鬼ぐるみ(むき身)
  〔販売者〕くるみ工房 くる美人
  〔価格〕50g入り450円
  〔TEL・FAX〕0194-78-3012(代表:中原郁子)
  〔販売店〕観光物産館ぱあぷる(道の駅のだ 内 TEL:0194-78-4171)



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タグ:くる美人, だらすこ工房, 観光物産館ぱあぷる, 道の駅のだ

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