この九戸地方は日本有数の砂鉄の産地だったため、海水を作るための鉄釜が安く手に入ったこと・・・
また「やませ」など冷害が多く、米の確保が必要だったこともあり・・・
作られた野田塩は牛やまた馬の背に乗せられ
北上山地を越えて盛岡、雫石、秋田鹿角方面まで運ばれ米や穀物と交換されました。
「塩さえあれば金はいらない時代」とさえ言われ、野田は有数の塩産地として知られました。
牛のことを方言で“ベコ”というので、行商人は「野田ベコ」の名で親しまれ
運搬ルートである道は「ベコの道」と呼ばれました
『野田塩ベコの道』(昭和56年 野田村発行)より
牛方一人が追う牛の群れは七頭まで。人里離れた淋しく険しい道を行き、雫石までは二泊三日、往復7日から8日、また半月にも及ぶ道中もあったそうです
(その間は宿に泊ったり、野宿したり....)
その道は今でも残っています。
毎年、春と秋に開催されるウォーキングイベント
「塩の道を歩こう会」は
約12kmの道のりを先人たちの築いた歴史を振り返ると共に、
自然に触れながら歩くイベントです!
今年の春の様子☆
秋の部は、今年は10月19日(日)に開催いたします!
(毎年9月に開催していますが、今年度は都合でちょっとズレたそうです)
今回のルートは野田村日形井を出発、
村の最高峰「和佐羅山」(わさらびさん)頂上までまいります!
そしてお隣久慈市山根町まで歩いてゴール!
(スタート・ゴール地点へはバスで移動します)
和佐羅比山最高峠からの眺めがこちら!!
写真では味わえない達成感をぜひ!!
参加料は大人1,000円。
参加ご希望の方は、観光物産館ぱあぷる(TEL:0194-78-4171)までお申込みください。
-イベントデータ-
塩の道を歩こう会【開催日時】平成26年10月19日(日)
【参加料】 大人(高校生以上)1,000円、小人(小・中学生)500円
【募集定員】40名
【募集締切】平成26年10月10日(金)
【申込み先】観光物産館ぱあぷる TEL:0194-78-4171
※定員に達した時点で締め切ります。
※締切日を過ぎた場合でも受付られる場合がございます。お問合せください。
<関連ファイル>
(ハル)
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