このイベントは、かつて野田地方で塩作りが盛んだったころ、内陸部まで牛の背に塩を乗せて運んだ「塩の道」を歩くというトレッキングイベントで、春と秋の年2回開催されています。
野田村商工会青年部で参加してきましたので、イベントの様子をお届けしますよ!
野田村役場からバスに乗り、スタート地点に移動しました
今回歩くのは、野田村日形井地区から和佐羅比山(わさらびさん)へ行くコース。野田・塩の道を歩こう会 実行委員会の小野寺さんを先頭に、出発!
お天気は絶好のハイキング日和♪ だけど・・・
いきなり坂道をずんずん登ることに。。
参加者の皆さん、さすが登山に慣れていらっしゃいますね。
こいぇ~(つらい)・・・
「野田塩ベコの道」は人里はるかに遠く淋しい道ではありますが険しい道ながら豪雨にも負けない気骨を持っているそうです
秋の色に染まる木々のトンネルを抜けていきます
『音による牛の識別と、獣害予防のためではあるが、
リンリンと響く鈴、ゴロンゴロンと鳴るトヂ鐘、
ザックザックと鳴るシマダ鐘、
その音は渓谷清流のせせらぎに調和し、
木の間から洩れる声自慢の牛方節となじみ合い、
素晴らしい風物詩がしのばれる。』
(野田村発行「のだ塩ベコの道」より引用)
保育園児や小学生もがんばって歩いていました!
当時、一人の牛方が追う牛の群れは7頭までだったとか。
半月にも及ぶ道中もあったそうです。
あれに見えるは村の最高峰・和佐羅比山・・・
休憩をはさみつつ、歩くこと約2時間・・・みなさんお疲れ様でした~
おまちかね!豚汁のおふるまいです。
おまちかね!豚汁のおふるまいです。
美味しくておかわりしてしまいました
用意してくださった豚汁と、持参したおにぎりに“のだ塩”をかけて大変美味しくいただきました。
当時の牛方さんも、こうして塩むすびを食べたのかな?
さぁ、食べて休んで体力も少し回復。
あとひとがんばり・・・!
再びしゅっぱ~つ。頂上は近いぞ!
上の方は紅葉が進んでいて、とてもきれいでした!
そして登ること、約50分・・・・
祠のその先に・・・
ついに野田村の最高峰・和佐羅比山(814m)頂上に到着しました~!
素晴らしい眺め! 素晴らしい達成感!!
「きれーい!」みなさん歓声を上げて大喜びしました。
幸いお天気が良く、野田村が一望できました!
教えてもらって気が付きましたが、なんと久慈市の文化会館アンバーホールも見えました!
ちなみにここ和佐羅比山には、エフエム岩手の中継局(77.0MHz)もあるんです!
たっぷりと景色を堪能して、さあ下山いたします。
下りはいくらか楽・・・
久慈市山根町上戸鎖にゴール!!
約12キロの道のりでした。お疲れ様でした~!この後バスで野田村役場前に戻り、解散式を行いました。
塩の行商は決して安易な渡世ではなく、一家の生活がかかっていたため、
牛方が無事に帰ってくると家族はもとより近隣縁者を集めて感謝したそうです。
というわけでご参加いただいた皆さま、どうもありがとうございました(*^▽^*)
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下りはいくらか楽・・・
久慈市山根町上戸鎖にゴール!!
約12キロの道のりでした。お疲れ様でした~!この後バスで野田村役場前に戻り、解散式を行いました。
塩の行商は決して安易な渡世ではなく、一家の生活がかかっていたため、
牛方が無事に帰ってくると家族はもとより近隣縁者を集めて感謝したそうです。
というわけでご参加いただいた皆さま、どうもありがとうございました(*^▽^*)
(ハル)
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タグ:塩の道を歩こう会, 塩の道を歩こう会, 久慈市, 野田村商工会
Comment [1]
No.1noda-kankoさん
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>だだっ子ダダスコ様☆
いつも松茸採りにいかれてるんですか?
山奥ですよね・・・ 先頭組になるのもうなずけます。さすが!
ご参加いただいたご本人様からの貴重なご意見ありがとうございます。
またのご参加お待ちしています。
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