山あいの静かな集落・日形井(ヒカタイ)地区には、
厩と母屋が一体となった「南部曲り家」が残っています。
ほろろ~ん。
おじいちゃんおばあちゃんとニワトリでも出てきそう
ここは、もともと人が暮らしていた築200年の歴史ある“南部曲がり家”2棟を改装して作った『アジア民族造形館』というところです。
“南部曲がり家”の中が資料館になってるなんて素敵ですね~~。
ちなみにこの集落にあった1軒を、村内の『国民宿舎えぼし荘』さんへ移築し、今も別館として活躍中です。
またここから徒歩3分ほどの所に、やはり地元の人が暮らしていた南部曲り家を改築して民宿にした『苫屋』さんがあり、こちらも人気の宿です。
この囲炉裏も、実際使われていたモノを使っているそう。
茅葺屋根を守る役割もあり、いつも火を着けているそうです。
この立派な梁(はり)も使われていたものだそうです。中では、アジア各国の民族衣装や陶器類、寺院の装飾品や楽器、籠の編組品などを展示しています。
展示物の紹介は過去記事もご覧くださいね。
(※記事一番下のリンク参照)
ところで資料館というのは、興味のあるポイントや目的があると
ぐーーんと楽しめるトコロです。.:*。(o・ω・o)*:.゚
例えば韓国ドラマや、アジアを題材にした作品を見たことのある方は楽しめると思います!
というわけでここからは、私の個人的ときめきポイント(笑)展示の民族衣装をご紹介しましょう!
ちなみに衣装は現地のものだそうです。
胸のアクセサリ。小さなビーズがいっぱーいo(。・д・。)o
お帽子。金貨みたいなのがついてます。
スカートのすそのアップ。
じっくり見るとミシンも使用されてるっぽいですが、とにかく細かい!!
刺繍は代々受け継がれ、魔除けとか意味もあるらしいですが・・・
日本の刺し子とかも好きなんですよ。作れないけど。
こちらは別の衣装ですが
はなやかー!きれーい。.+゚(o(。・д・。)o).+゚
あっちの方って、子どもからおばあちゃんまで頭からつま先までこんなの着てるじゃないですか。
素敵ですよね!
せっかくだからそのスカートのアップ。
(写真はクリックすると拡大します)
いやいやいや、これ縫うとか無理無理無理・・・・
製作にどんぐらいかかったんでしょう??
そのセットの帽子。頭のてっぺんが空いてます。布を巻くんでしょうか。
それにしても普段着にしては華やかすぎるような・・・花嫁衣裳でしょうか・・・?
きれいな模様の入ったブレスレット。
小物も展示されています。
壁掛けの飾り布とかも・・・
すごすぎる・・・・ほんとうにもう・・・
この細かさ・・・・
NHKの「すてきにハンドメイド」とか見てても気が遠くなるのに・・・
「てあ!」「あー!つのとれたぁー!」
と子どもが遊ぶんでしょうか。
というわけで、ときめきポイントは人それぞれ。
この貴重な「田舎風景」を写真に撮りたい方も多いそうですよ。
こちらの『アジア民族造形館』は12/31~3/31まで冬期閉館となりますが、
刺繍とか細かいもの好きな方も(*゚ー゚)>ぜひ訪れてみてください。
ご希望の方は、係の方に展示品の解説していただこともできます。
(なんとな~く見るよりは、絶対おすすめですよ!)
-スポットデータ-
アジア民族造形館〔住所〕〒028-8201 岩手県九戸郡野田村大字野田6-75
〔TEL〕0194-78-3252
〔営業時間〕9:00~17:00
〔定休日〕月曜日(ただし祝祭日の場合はその翌日)、冬期閉館 12/31~3/31
〔入館料〕一般300円/高・大学生200円/小・中学生100円
〔駐車場〕50台(無料)
詳細はこちらから http://www.vill.noda.iwate.jp/asia/
[#PARTS|USER|80555#](ハル)
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