25日の岩手日報さんの特集「三陸ジオトレインの旅」(14)で野田村十府ヶ浦海岸駅&十府ヶ浦が掲載されましたね~。
私もこのあいだ「第4回三陸ジオパーク検定〈初級編〉」にチャレンジいたしまして、幸い合格できました!
思っていたよりも難しかったので(要するにヤマが外れた)たぶんギリギリだったけど、受かって一安心。
自分の住んでいる地域以外はあまり覚えられていなかったので、あらためて必死で暗記勉強する良い機会になりました。ちなみに設問が50問あって、野田村に関わる問題は玉川鉱山だけだったかな。まぁ広いですからね、三陸ジオパーク…。
震災ガイドなどに活かせるように頑張ります。
というわけで、ひさしぶりに三陸ジオパークのジオサイト(見どころ)である十府ヶ浦の海岸へ降りてみました。
ここは「ほたてんぼうだい」から国道をわたって海岸側。新しくできた、りっぱな防潮堤です。(あっ、左側に三鉄!)
十府ヶ浦の北側はまだものものしく防潮堤の建設工事中で、国道も片側通行です。
降りてみます。やー急だわー。風が強い。
防潮堤T.P.14mというけど、砂浜から上は何メートルぐらいだろう。
砂浜に足跡が。お散歩されている方がいるのかな。
あれーなんかすごい引いてる!
そういえば・・、この日の次の日は旧暦3月3日でした!浜の口開けですね。
ざーん。波打ち際ギリギリから撮りたいと思っていたら、濡れるところでした。
この海岸では『小豆砂』と呼ばれる赤紫色の小石が多くみられます。
小豆砂もそうですが、野田村は、マリンローズといい、山ぶどうやワインといい、紫色(パープル)に縁のある村です。
こっちは以前からある、津波で壊れなかった部分の防潮堤が手前に残ったまま。(黒っぽい色の)
その陸側に、新しい防潮堤がそびえます。
南側をみると・・・
海岸へ降りる階段。懐かしい昔の(黒っぽい)階段の上に、新しい(白い)階段が繋がっていますね。
あそこは長らく工事区間のままだからもうしばらく降りたことがないな。
次の日思い立って、野田港にも行ってみました。
こちらは野田層群の大露頭で、「大唐の倉」と呼ばれています。
この周辺では保存状態がよく種類も豊富な植物化石が産出していて、当時の自然環境を知る上で貴重な資料となっているそうです。
1メートルぐらい潮が引いているのが分かります。
この日は旧3月3日の浜の一般開放の日とあって、海岸にはたくさんの人たちが訪れ、
潮が引いた海岸でマツモやフノリ、 ヒジキなどの海藻やツブを採っていました。
風が少し冷たかったですが、とてものどかな天気で気持ちよく、「昔は潮干狩りをしてお弁当を食べた」という思い出話を思い出しました。
春休みの小学生ぐらいの子もちらほら。春休みではありますが、休校に入ってからもう3週間以上になりますね。
こちらでは下をがっつり濡らしている野田小ジャージさん。「おとうさん、ヤドカリがいる!」
海藻を網袋いっぱいに採っていたお母さん。「これは自分ち用。干しておいて、ずっと食べれるようにするの」と教えてくれました。
海の恵みをいただいています。
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