先日山田町に行ったとき、「野田村からですか。山田のホタテは野田から来てるんですよね!」と言われました。
野田村自慢のホタテは三陸海岸・野田湾の外海で漁師さんの愛情たっぷりに育ち、濃厚で甘い肉厚ホタテに育ちます。
野田村では食用ホタテの出荷のほかに、他の漁場への稚貝出荷を行っています。
知っていましたが、実は直接みたことはありません・・
野田湾育ちの「種苗」ホタテの出荷が始まるとお聞きし、野田漁港へお邪魔させていただきました。
朝4時・・真っ暗なうちに集合です。
分かってはいたけど漁師さんの朝は早い
岸壁では出荷作業の準備中。
そのうち船が戻ってきました!(3時台には出航されてたんですね・・)
船はホタテが入った籠をたくさん積んでいます。
岸壁につけた漁船からどどっと籠が陸揚げされ、スタンバイしていた皆さんがすばやく作業に入ります。
ホタテを降ろし終えると、漁船はまたすぐ出航。
ご厚意で乗せていただけることになりました!
漁船の乗船は初めてです。「落ちるなよ~!」と言われて、がっちり船につかまります。写真を撮りたいけど、片手を離すのも怖いよ~
外海のホタテ養殖場まで向かいます!揺れる揺れる
10分ぐらい走ったところで船を停め、ホタテの籠の回収作業に。
機械で引き揚げていますが、海藻やら色々と付着した籠はずっしりと重そうです。
当たり前ですが留まってても揺れるのでぐらぐらするよ~
キビキビ働くパワフルな漁師の皆さん
たくさん水揚げして野田漁港へ戻ります!!
漁師さんは特にどこも掴まらないで立っていますね・・
陸揚げ。下から見ると岸壁がけっこう高いですね
すごい重さの籠を、二人がかりで岸壁にどんどん上げていきます。
すごく重そう!!
その籠からホタテを出す人
↓
出したホタテを洗う人
↓
洗ったホタテを選別する人
↓
重さを計る人
↓
箱に詰める人
↓
様々な作業があり、たくさんの人の手がかかっているんですね・・・。
漁師が真心こめて育てた中成貝(殻長9cm未満の若くて小型の貝)。
箱に詰めた種苗用ホタテはトラックで陸送され、山田町を中心とした岩手県南の漁場に出荷されます。
この種苗出荷作業は10日ほど続くそうです。
たくさんの野田っ子ホタテが、無事大きく育つといいですね。
いつの間にかすっかり明るくなっていました。朝早くからお疲れさまでした。
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