野田村大学、春に開校!!

『野田村大学』が春に開校します――


11月下旬、そんな話題が新聞に上りました!
大学と言っても、民泊や体験の受入れ先を大学に例えた仮想大学です。
つまり野田村大学という名前が付いただけで、今までと同じように民泊の受入をするということ?


そこのトコロ教えて!ということで新春インタビュー第一弾、
村での体験交流に力を入れるNPO団体「のんのりのだ物語」の代表・下向さんにお話を伺いました。


事務所のある「だらすこ工房」。下では雪もサラッとしかなかったのに、こちらは雪景色...!
フワー、寒い。こんにちは~
「こんにちはー」

――NPOを設立してもうすぐ1年ですが、どうでしたか? だいぶお忙しそうでしたね。

下向 「自分でも、こんな忙しい1年になると思ってなかったです!!」


――どんな活動をしたんですか?

下向 「村人と交流するツアーコーディネート(民泊など)、仮設住宅でのイベント、一般参加のイベント、専門学校生の受入れ、それから”のだ村エモーション”(三鉄へのおもてなし活動)などです。
いろいろな団体とタイアップ(共催)させていただいて、村民に私たちがどんな団体なのかを知ってもらうことができました。あとはネットワーク作りを頑張って、つながりがとても増えた1年でした。」
――大変だったことは?

下向 「例えばある所から『数箇所の仮設住宅に行ってイベントを行いたい』というお話があれば、それはどこまでの住人にどのようにお知らせするべきかとか、内容で気をつける点は何かとか、そういったことを調べたり、双方に調整をするのが大変でした。」

――そうですか。初めての連続で大変だったと思いますが、笑顔もたくさんあふれた1年だったんじゃないでしょうか。
――野田村には窓口になる団体が官公庁以外でありませんでしたからね。

下向 「なるべく一ヶ所の窓口で相談がまとまるよう、きめ細かいフォローができるようにと思って。大変でしたが、その仕事を通じて繋がりも増えました。」

「気温が低い」とプリンターエラーが出ているけれど
この1年で想いがいっぱい詰まった事務所

――今準備を進めていらっしゃる『野田村大学』についてですが、あれは例えばどこかで事例があって、野田村でもやってみることにしたんですか?

下向 「いえ。野田村大学という発想は、何年か前にある民泊ツアーで、ふと思いついたんです。体験の受入れ先である農家の方が『ほうれん草学部の教授です』って自己紹介して。

震災ボランティアで多方面の大学から学生が来くてれましたし、1年間大学を休学してまで野田村に住んでくれた塩田君の存在もあったりと、大学とのつながりがたくさん増えました。民泊や体験ってそれぞれの専門分野に長ける人がいるわけで、”教授”になれる人がたくさんいるって思ったんです。」
「ひろがったり閉じたりしながら進んでいきたい」と
ホタテの扇形、ほうれん草をモチーフにした、野田村大学の校章

――大学という名前が付いただけで、本質的には今までと同じということ?
下向 「そうですね。でも、野田村大学というプロジェクトのおかげでメンバーの意識も上がったし、おもしろいアイデアがたくさん出たり、より関わってくれる人が増えました。
大学の教授は原則野田村民ですから、メンバー以外の村民も巻き込んだプロジェクトにしたいと思っています。
あと、とりあえず野田村に来るきっかけになればなと思います!」

――野田村大学の設立費用に、インターネットから資金の協力を得るクラウドファンディング(※)を利用されてますね。

下向 「10月のはじめに岩手県のクラウドファンディングのいしわりさんというところで、『どこかウチを使ってくれないか』って営業にいらっしゃって。アイディアだけはある状態だったので、思い切ってやってみることにしたんです。とはいえメンバーみんな目標金額には届かないだろうって思ってたんですが(笑)、予想に反して達成することができました。知り合いや、今まで民泊に来てくれた子のご両親なんかも応援してくれて・・・、嬉しかったですね。」

(※)クラウドファンディング・・・クリエイターや起業家が、製品・サービスの開発、もしくはアイデアの実現などの「ある目的」のために、インターネットを通じて不特定多数の人から資金の出資や協力を募ること。


――集まった資金は広報(パンフレット等)のほか、空き家の改修費などに充てられるようですが、どのような施設になるんですか?

下向 「キャンパスのひとつとして村内の日形井地区にある空き家を改修して、学び・交流の場にします。水回りはお金がかかるので、なんとか工夫してやろうかなと。今後もいろいろな地区でキャンパスが増えればと思っています。」

山あいにある古民家。これから本格的な改修が始まります
――大学というからには、1年間とか通ったり?

下向 「いえ、1回だけも大丈夫です!でも、何回か来ていただいた方はちゃんと進級もあるんですよ。もちろん自分のペースで来てもらって。来るのが難しい方にはオンライン受講とか、あとおばあちゃんが喋る野田村言葉のスピードラーニングも考えてます!

村に来てくれた大学生からもいろいろ教わって仕組みを考えました。
村の皆さんも、チャレンジしたい気持ちのある人はぜひ野田村大学設立プロジェクトに参加してほしいです!いろんな世代の人に教授になってもらえたらと思います。」

【入学後の流れ】
 入学式⇒オリエンテーション⇒学部・コース選択/各種受講⇒単位取得⇒進級⇒卒業(各自でOB、大学院⇒大学研究員など各自で選択。卒業後も続けられます!)


「第一次産業研究学部・農家コース」では、野田村の農家さんで旬の野菜について学びます。実習はもちろん畑で!

野田村大学は、野田村の美味しいものや場所を楽しむだけではなく、一人の人間として成長できる、そんな大学を目指しているそうです。

民泊&体験、もしくは体験&交流のみも可能。今のところ、第一次産業研究学部(農家コース、漁師コース、きこりコース)、まちづくり学部、文化教養学部、自然研究学部、現代美術学部の5つの学部・14のコースを予定。

プレ開校ツアーに参加した方から届いた、歓びの声

来春4月から入学願書の受け付けが始まるそうです!

地域活動を盛り上げるため奮闘するNPOのんのりのだ物語の皆さん。
笑顔あふれる野田学キャンパスライフ、どんなふうになるか楽しみですね!



-詳細-

野田村大学設立プロジェクト
  〔願書受付〕平成28年4月から開始(年齢を問わず、年間を通して随時受付)
  〔問合せ〕NPO法人のんのりのだ物語
  住所:〒028-8201 岩手県九戸郡野田村大字野田第7地割116番地
  電話(FAX兼用):0194-75-3981
  Facebook:https://www.facebook.com/nonnori.story

(ハル)
この記事が気になりましたらお気軽にコメントやシェアしていただければ幸いです。
野田村観光協会Facebookページはこちら


【関連記事】

タグ:のだ村エモーション, のんのりのだ物語, のんのりのだ物語, 野田村大学

関連する記事

※記事の内容は取材当時のもので、最新の情報とは異なる可能性があります。最新情報は直接店舗等にご確認ください。

コメントする

公開されません

その他の記事

最近の記事から

過去の記事から

このページの上部へ

お知らせ


検索

以前の記事

プロフィール

岩手県九戸郡野田村(沿岸北部・三陸・三陸復興国立公園/陸中海岸国立公園・国道45号)の観光・物産・食、村の“ほっ”とな話題などをご紹介するブログです。