新年を迎えてからもう半月を過ぎました。早いですね~!
少し寒さがゆるんだと思いきや、また今朝は-8度・・まだしばらく寒さは厳しそうです。
さて、先週の1月15日、野田村内で小正月行事が開催されました
元日を中心とした「正月」に対し、1月15日を「小正月」と言い、この日には『どんと焼き』が行われます。
「どんと焼き」は新年の装飾品や一年間にわたってご守護いただいたお札・お守りなどを一カ所に積み上げて焚き上げ、無病息災・五穀豊穣を祈念します。
環境に配慮し、正月飾りにビニール(プラスチック)や金属などが使われていないかしっかりと分別されていました!
小田村長さんと野田村むらづくり運動推進協議会の大沢会長が火入れを行いました
あついあつい
この火にあたるとその1年間、健康でいられるといわれてるのだ
冬休み中の子どもたちは羽子板、凧揚げ、竹馬などの昔遊びを元気に楽しんでいました!
煌びやかな衣装で非常に縁起のよい『大黒舞』を披露してくれました~
そして無病息災、家内安全を祈念する“なもみ”は、子どもや家々の厄払い、そしてコロナ禍で社会を取り巻く厄を払おうと行われました
こわいのだ~
今年は“なもみ”たちの検温、消毒、そしてマスクをして臨み、
「玄関先だけ」の訪問で、6体のなもみが2組に分かれて村内の約30戸を練り歩きました。
今年は岩手朝日テレビの夕方ニュースで生中継もありました!
“なもみ”はありがたい神様の使いで、怖い顔や大きな怒鳴り声は病気や悪霊を追い払うため。
子どもの悪事に訓戒を与え、子どもの健やかな成長を願います。
“なもみ”の伝統風習は古くからありますが、記録に残っていないためいつから行われていたか正確には分かっていないそうです。約30年ほど前に村なもみ保存会が発足して以来、主に村の青年部の人たちがメンバーとなり、現在もボランティアで活動が継承されています。
玄関先から『出てこねぇと母ちゃんをせでぐ(連れてく)ぞぉぉ~!!』と叫ばれ
子どもは泣きながら玄関に出てきてなもみとお約束をしていました。
なもみさんたち、お子さん方、お疲れさまでした!
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