環境省では東日本大震災後、東北太平洋沿岸の4県28市町村(青森県八戸市-福島県相馬市)まで1025kmのトレイルコース「みちのく潮風トレイル」の設定を進めていましたが、このたび、令和元年6月9日に全線開通となりました。
この「みちのく潮風トレイル」全線開通を記念したイベントとして、
野田村でも6月1日(土)に「北三陸野田村ウォーキング」を開催致しました!
今回はみちのく潮風トレイルの村内ルートのうち、北側の約半分を歩くコース。
スタートは集合場所からバスで5分程移動した、村内・
道路から護岸の切れ目から海岸に入り、久喜浜に降ります
しっかり準備運動!
9時20分頃、北(久慈市方面)から南(普代村方面)に向かって歩き始めます!!
いや~、素晴らしいお天気で良かった~~
ぼこぼこした地層です。よくこういうのを”レキ”(礫)って呼ばれてるんですが、あまり聞きなれない単語ですよね。
土や泥でも、砂でもなく、それよりも大きな石ころ(粒の直径2mm以上)のことみたいです。
このあたりの岩の中には、ところどころに真っ黒い石のようなものがあります。
ご参加いただいたジオガイドの方に、石炭と教えていただきました。
石炭は大昔湖に堆積した植物が炭素を多く含むことによりできるそうですが、見つけた部分のものはまだ石炭になりきっていないものだそうです。
野田漁港のある大唐の倉は野田層群という名前の地層で、多数の植物化石が産出します。
白い部分は、火山灰が積み重なってできた凝灰岩だそうです。
しかし砂浜は楽しいんだけど歩くのが疲れますね・・
ここから野田漁港に出て、御台場公園に上ります。
階段だ~
は~ついたついた。
上は避難場所にもなっていますが、神社もあります。昔は見張り台(砲台場)だったそうです。
きれいなツツジ
向こう側から降りて、新山地区の住宅地へ入ります。ゆるやかですが、また上ります。
住宅地なので、お庭で育てていらっしゃる綺麗なお花があちらこちらで見られます。
というわけで、アップダウンがあるのは大体ここまで。
スタートから1時間ぐらいで、「道の駅のだ」へ到着!
のだ塩ソフトミニ
召し上がってる人を見たらうらやましくなって、買ってしまいました!
のだ塩サイダーを飲んでいる方もいましたよ。
火照った身体が少しクールダウンしたし、元気回復~!!食べて良かった~♪
宇部川沿いの道路を通り
野田村の中心部、愛宕神社大鳥居を抜けて
海蔵院の前を通って
野田村中心部のあたりから、初めに設定されたルートと少し変更されました。新ルートは十府ヶ浦公園を通ります!
野田村役場の前を通り、保健センター前を通って、十府ヶ浦公園の入口(大きい階段)から遊歩道へ入ります。
旧ルートでは国道45号を通らなければならなかったんですが、
遊歩道だと車の通りがなくていいですね~
三鉄だ!
スタートから約2時間、十府ヶ浦海岸を一望できる展望台に到着!!
大唐の倉が見える!
あそこの向こうから歩いてきたのね~~
展望休憩施設「ほたてんぼうだい」で小休憩して、再び出発です。
Uターンして再び十府ヶ浦公園の遊歩道を通り、ちょうど正午、生涯学習センターにゴールしました!!
歩いた後の豚汁、美味しかったです!!
今回は初心者向け10キロ弱(約3時間)の半日コースでしたが、
村内外21名様、スタッフを含めると25名ほどで素晴らしいお天気のもと気持ち良くウォーキングできました。
ご参加いただきました皆様、ありがとうございます!!大変お疲れ様でした♪♪
今年中にまたウォーキングイベントを開催する予定です!
次回のウォーキングもぜひお誘いあわせのうえご参加ください。
ハマナスも咲いてました
-詳細-
みちのく潮風トレイル
『みちのく潮風トレイル』とは、被災した太平洋沿岸部を中心に北は青森県八戸市から福島県相馬市までの道をつなぐ1025kmのロングトレイルコースのこと。「トレイル」とは、森林や原野、里山などにある「歩くための道」を指す。歩くスピードで旅することで、車の旅では見えない風景、歴史、風俗や食文化などの奥深さを知り、体験する機会を提供する。
▼ルートマップはウェブ上で公開されているほか、お取り寄せ、公式の配布場所にて入手できます。
みちのく潮風トレイル公式サイト http://tohoku.env.go.jp/mct/
みちのく潮風トレイル名取トレイルセンター
電話:022-398-6181
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タグ:みちのく潮風トレイル, ウォーキングイベント
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