村のお便り 一覧

震災がれきのゆくえ

今年の桜はちょっと遅め。


昨日は、野田村内米田地区の災害廃棄物仮置き場で 『安全祈願祭』が行われましたよー。


このがれき置き場に、選別・破砕機械などの中間処理施設が整備されるそうです。

作業場の土地整備(コンクリートしいたり)をして・・・・
実際の作業開始は6月頃の目途。


関係者60人ほどが参列、安全を祈願しました。


三陸鉄道の線路が近いですので、がれきの飛散防止のためにフェンスも作るそうです。


ところで災害廃棄物の仮置き場は、村内8カ所。

たとえば野田保育所跡地

保育所は別の場所に建設されます。先日、地鎮祭が行われましたね。


そのすぐ近くの、村営住宅跡地と・・・


そこからほど近い南浜地区(十府ケ浦)

三鉄運行再開のときは、よくここで写真撮られました


あと道の駅から近い、新山地区(野田港そば)と


そしてお隣久慈市に入りますが宇部地区 国道45号線沿い。
ここもかなりの山でしたが、分別して米田地区の2次仮置き場に運搬したそうです。


あと、車で10分ぐらい離れて下安家にもあります。


野田村の震災がれきは、推定約14万トン

岩手県内や青森県八戸、秋田県などでの処理を委託するそうですが、
現在片付いたのは約5%ほどだということです。

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玉川海岸の化石

今日は、玉川へ観光資源調査(の下見)へ。

”あるもの”を見るため、「道の駅のだ」から車で10分程度のところにある『玉川漁港』へ向かいます。


玉川漁港。復旧工事が進んで、中小企業基盤整備機構による仮設倉庫も建設されています。



今日は、玉川下安家にお住いの漁師、澤口さんがご案内してくれました。ありがとうございます。

防波堤が修復されたので、これを越えなければならないよう。


さらに川を渡ります。長靴で水に入りますよ。ジャボジャボ。


中くらいの石がころがる海岸を歩くと・・・


”それ”はすぐに確認できました。

断面に、おびただしい数のカキのような二枚貝の貝殻が!

すごーい。


東日本大震災の大津波でむき出しになった、カキ類とみられる化石の密集層です。


このとおり大きいサイズも。


この海岸付近では東日本大震災以前から化石が発見されているかと思いますが、そうそう人目につくような場所ではありませんから、知らない人も多いでしょう。

ワタクシも小さいころから化石が出ると聞き及んではいましたが、初めて見ましたぁ・・・


澤口さんいわく、瓦礫撤去作業もありましたし、またテトラが無くなったので大時化のたびに波に削られ減ったようだということです。

確かに、落ちてるのもあります。


何十メートルか断崖沿いを歩きましたが、たくさんありました。

下にもごろごろ。


ごろごろと言えば、波打ち際にある大きな岩は、津波が崖に当たり落ちてきたものだそうです。


崖を見上げるたかーいです。20~30メートルぐらいあるのかしら・・・
この断崖から落ちてきた岩なんですね。

見ると木の根っこがぶらさがっています。津波でえぐられたのがよくわかります。

つくづく、津波の脅威が感じられます・・・。


地層も手でさわると、それぞれ違うものだとよく分かりますね。

気分は白亜紀にタイムスリップ。。


今回は観光資源調査(の下見)でまいりましたので、一般観光客を受け入れる体制はまだ整っていません。ごめんなさい。。


安全なルートの確保はもちろんですが、田野畑村さんのようにネイチャーガイド(案内人)も必要です。

野田村にあるお宝、観光資源をなんとか活かせるよう!がんばりたいです。



(参考) http://paleogeo-ando.sci.ibaraki.ac.jp/index.php?id=12

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今日は、岩手日報 久慈支局の記者の方がご挨拶&取材に来てくださいました。


前任の方は三浦さんという男性だったんですが(大変お世話になりました)、
今回は若い女性の方です!!
久慈支局ではナント20年ぶりの女性記者だそうですよ~。

笑顔がとってもかわいい志田さんです♪ \(*^▽^*)/

さっそくのんちゃんの洗礼を...じゃない、ミニのぼりを持ってもらいました。


岩手日報・久慈地域の取材を担当されるということで、これからたくさんお世話になると思います。もしも皆さんのところに取材に行ったら、こころよく&あたたかく答えましょう!d(>_・ )


岩手日報さん、今年度もどうぞどうぞよろしくお願いします♪
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今日は澄み渡る青空の下、『鮭の稚魚の放流会』が行われました♪

この鮭の稚魚の放流会は、野田村ではもう何十年も前から行われている春の恒例行事です。つまり大体の野田っ子は、鮭の稚魚の放流経験があるってことですね!


野田村玉川の下安家地区には、全国有数のサケマスふ化場があります。
岩手県内には何カ所もふ化場がありますが、ここでは県全体の10%以上にあたる400万匹以上の稚魚を育てているんだそうですー!

震災の大津波で、漁協も漁港もふ化場も流失、損壊する被害を受けましたが、
秋には新しいふ化場を復活させました


ちなみに去年は震災で行いませんでしたので、2年ぶりの開催だそうです。
下安家漁協の皆さんが大事に育てた鮭の赤ちゃんを、野田小のみんなで川へ放流します。


おなじみ野田村のマスコットキャラクター「のんちゃん」は鮭の稚魚ですが

ピーナツじゃないよっ

ぽっこりお腹の"のんちゃん"は卵から還ってすぐの状態なので・・・

この子たちは、のんちゃんよりちょっとお兄ちゃん(お姉ちゃん)ですね!
ふ化したのが秋なので、半年ほど経過しています。5cmぐらいかな?


いざ川へ放流です!

「バイバーイ!」と声をかけてました♪

放流しているそばから死んでしまっていたり、鳥に狙われていたりしました。
鮭のお母さんも、卵を産むと力尽きて死んでしまうのも教えてもらいました。

うーん、命の授業ですね~。。(´-ω-`)

まわりの成人した皆さんにこの授業のことを聞いてみると、「あ~やったやった~」と 覚えていました。今日の皆もきっと、大人になっても覚えてるでしょうね!


この鮭の赤ちゃんたちはこれから海へ行き、成長し、4年前後で回帰してきます。

立派に鮭になって還ってきてね~!!

転校生だったワタクシはこの屋外授業を受けられませんでしたので
今日はちょっと感動してしまったのでした・・・

野田村といえば鮭の稚魚って、もう胸を張って言えるよ!

よーしっ、のんちゃん、これからもがんばろうね~!!

僕のお腹には夢がいっぱい詰まってるよ♪
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4月1日、日曜日。

東日本大震災で線路や駅舎などに壊滅的な被害を受けた岩手県の第三セクター、『三陸鉄道』の北リアス線・田野畑(田野畑村)―陸中野田(野田村)間 13カ月ぶりの運行再開の日です。

田野畑駅では記念式典が行われ、平野復興相、達増知事、沿線の首長など約60人が出席されたそうです。


おめでとうムードたっぷりの道の駅のだ!
観光客の方や、地元の家族連れなどがたくさん訪れました。


子どもたちに大人気ののんちゃん。みんなして、お腹ポフポフ~♪



そんなこんなしているうちに、あっ、ピカッと光る眼が・・・
来た!来たよぉー!!

午前11時頃、ホームに滑り込んできたのは三陸鉄道・臨時列車の「スマイルいわて号」! レトロ列車ですね~~。

中はヒマワリのお花で飾り付けられていました。
観光客らしき方がたくさん!いいな~、ワタシも乗っていきたいな~


ロータリーでは歓迎の「なもみ太鼓」が始まりました!

なもみ太鼓さんも練習場所だった体育館が使用できなくなり、しばらく練習ができなかったそうですが、久しぶりに演奏を見ることができました・・・

小田祐士村長からもご挨拶。


こちらでは、野田村漁協さんによるホタテ&ワカメスープのおふるまい。
寒い日だったのもあって、あったかいスープには長蛇の列。

ミニホタテ釣り~
む、むずかしい。(おじちゃんたちは超うまかった)

こちらは、観光物産館ぱあぷるの新商品、野田村産山ぶどうゼリーですっっ


こちらは三鉄の旅にかかせない、駅弁(>▽<)ノ
東京でも頑張ってくれた「鮭いくら弁当」は、この日で最後。

バトンタッチして登場したのが、こちら「のだ塩ほたて弁当」!!

復活を遂げた”野田村産ほたて”がメインのお弁当、700円です。
「道の駅のだ」ソフトクリーム販売所でお買い求めいただけます♪
(※詳細はまたのちほど!!)


テレビ取材も来てくださっていました。 駅弁を手にとるふじポンさん。

ありがとうございます!

新作駅弁は限定100個販売だったのですが、すぐ売り切れてしまいました。



そんなこんなで12時過ぎ、再び田野畑方面から来ました!
「キット、ずっとプロジェクト」の桜のラッピング車両。ピンクぅぅ~~!

外壁の大きな桜の花びらの形をよく見ると・・・

「何が起きても、私たちはそばにいます」
「あなたを愛し、あなたが生きていることを幸せに思う人が必ずいることを信じてください」
世界中から寄せられたメッセージがぎっしり書かれています。


村松えり子さんと仲間たちのコンサートも始まりました♪

! のんちゃんとデュエットしてくれたよー。






私は陸中野田駅しか居られませんでしたが、この日は田野畑駅、普代駅、久慈駅、それから陸中野田駅の4駅でイベントが行われました。どちらも駅もたくさんの笑顔であふれたことかと思います!!
三鉄に乗りに来てくださった皆さん、ありがとうございました。


景色は変わってしまったけれど、これからも「笑顔でつなぐ、ずっと...」ですよ!

たくさんのみなさんに、乗りに来てほしいのだ~!

待ってるのだ♪


鉄ログ 三陸鉄道ブログ
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三鉄の線路まわりでは、今日も工事関係者がたくさん。



さぁ、あさって4月1日(日)
ついに三陸鉄道北リアス線 【陸中野田】―【田野畑】間 運行再開です。

できあがった動画もアップされてますよ!


キット、ずっとプロジェクト」の桜のラッピング車両&駅舎、
お馴染みのキャラクターが登場の「てをつな号」、
どちらも楽しみですね・・・!!


4月1日は田野畑駅、普代駅、陸中野田駅、久慈駅ともイベントが行われます!

ここ野田村の陸中野田駅(道の駅のだ)では、
なもみ太鼓、春の新作駅弁発表会、村松えり子コンサート、のんちゃんと撮影会、復活ホタテスープのおふるまい、復興ホタテ釣りなどが行われます!!

野田村の美味しい復活ホタテスープ、ぜひご賞味ください!!売り切れ御免ですのでお早めにどうぞ。




三陸鉄道株式会社
0193-62-8900
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お久しぶりです!
ちょっと春休みインフル休暇を取っていました(*TーT)ノ


休んでいる間に、野田村もなんだかポカポカ春めいてきました(汗)
もーすぐはーるですねぇ・・・♪


ここでお知らせです!!

東京都目黒区上目黒にて、来週4月6日(金)~8日(日)の期間中
「ピースいわて復興市」というのが開催されます。

復興市では、岩手沿岸の水産加工品、物産、手作り品、
そして震災直後から支援活動を行ってきた岩手県内の作家・画家・料理人、
またこの企画に賛同頂いたミュージシャンなどにより「生」の岩手をお楽しみいただけます

チラシには間に合いませんでしたが、野田村からも手作り品を出品いたしますよ!



ご支援ありがとうございます!



-イベント詳細-
ピースいわて復興市
日時: 2012年4月6日(金)~8日(日)
     11:00~20:00 ※最終日は16:30まで
場所: 東京都目黒区上目黒1-19-7 タカギアネックス1F
     (東急東横線 中目黒駅徒歩1分)

<チャリティーライブ>
4月6日 18時半 丸山圭子 http://www.keikomaruyama.net/
4月7日 15時 種ともこ http://www.tomokotane.com/
4月8日 15時 篠原美也子 http://www.room493.com/



★被災地発の商品の売上はすべて地元に持って帰ってもらい地元復興に役立ててもらい、支援金募金の全て、および我々、アーチストの作品およびグッズの収益金の一部を震災遺児たちの皆さんを長期的にサポートする「あしなが育英会」に寄付いたします。

ピースいわて復興市 発起人代表 中村太樹男
中村太樹男ブログ 中村太樹男ギャラリー

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震災で線路が流されるなどの被害があったJR八戸線、種市駅(岩手県洋野町)―久慈駅間(岩手県久慈市)。
この週末3/17(土)、ほぼ1年ぶりにJR八戸線が全線開通したニュースが出ましたね!!

そんな嬉しいニュースを見た週明けの今日。

ふと窓の外を見ると・・・・


さんてつだー!!

”奇跡の東屋”と並んだところで撮ってみました


というわけで三陸鉄道北リアス線
来月4月1日(日)の陸中野田駅―田野畑駅間・運転再開に向け、
現在試運転が始まっています。


試運転とはいえ、約一年ぶりの運行・・・・
三鉄の皆さん方も工事の皆さん方も感無量なのでは(ノω・、)



こっちから見えるということは、あっち(三鉄)からも見えると思います!(笑)

ぜひ乗りに来てくださーい♪♪


三陸鉄道公式ウエブサイト

さんてつ: 日本鉄道旅行地図帳 三陸鉄道 大震災の記録 (バンチコミックス)

吉本 浩二 / 新潮社

うーんコレも気になる・・・





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ちょっと更新に間が開いてしまいました。

先週の木曜日に行ってきた、
「いわてデスティネーションキャンペーン スタートアップミーティング」について振り返ります!!


会場はこちら盛岡・マリオス 盛岡地域交流センター

高速を途中(浄法寺)で降りたので3時間以上かかったorz



入るとロビーの入口では・・・・あれ?何っ??
お着物姿の素敵な女性たちが、こぞってご挨拶。

岩手おかみ会の皆さまでした♪

続いて出迎えてくださった、真っ白な制服の駅長さんたちにもきゅん!



今回の催しは、4月1日から始まる岩手県を大々的に宣伝する国内最大規模の観光キャンペーン「いわてDC」の決起大会のようなもの。
(ほんとはDC開催の1年前にやるものなんだそうですが)

この日のために 全国からの旅行エージェントさん(旅行企画会社)がたっっくさんいらっしゃいますから、会場は歓迎ムードたっぷり

ロビー受付では旅行関係者、交通社やメディア、地元関係者がたくさん。
各受付のお姉さんも美しい浴衣姿。素敵ぃ。

2階には観光PRコーナー。

そして・・・

岩手県のご当地キャラクターが大集合!

みんな手足をパタパタさせて歓迎を表現しています。
やーん、みんなかわいい!!

ご当地キャラクターはカメラマンや写メで撮られて人気者。

もちろん、野田村ののんちゃん(右)も来てるよっ


テレビカメラが来たぞ!前へ出ろぉ~~

のんちゃんは名札やタスキをかけていなかったため、「ピーナツかと思った」とか言われていました。次回からはぜひ「鮭の稚魚のんちゃん」と名札を着けたいと思います・・・・。



さて「ミーティング」といっても堅い会議ではありません。大ホールは照明が落とされ、2時間にわたるステージのオープニングがスタート!
地元シンガーソングライターの松本哲也さんによるライブ&被災地からのありがとうメッセージビデオから。


そしてチェロの生演奏をBGMに、宮沢賢治の「アメニモマケズ」の朗読に


行山流口内鹿踊(ししおどり)と鬼剣舞の特別コラボレーション


最後は震災直後の被災地で作られた歌「歩きましょう」(RIA + ノリシゲ)の歌と共に、いわておかみ会、ミスさんさ、駅長、わんこきょうだいなどがステージに大集合

これでもかというオープニングでした!



そして次なるステージには、大塚富夫アナ(IBC)、畑中美耶子さん(もりおか歴史文化館 館長/元IBC)、畑山綾乃アナ(IAT)、千葉絢子アナ(MIT)、甲斐谷望アナ(IBC)、古舘友華アナ(TVI)が登場。

民放アナがステージ&ビデオから岩手の魅力を紹介しますよ!
(はっ、あれは県北広域振興局のA部さん・・・!? ←番組構成ブラタ○リ風)


こちらのオレンジジャンパーはまぎれもなく久慈広域観光協議会の貫牛さん!

コミカルな舞台の合間あいまに、ステージ上には「取材のお土産」として県内各地の美味しいものが地元の皆さんと共に登場。
ちなみに県北からは「日光ぱん(二戸)と”まめぶ”(久慈)」が登場しました☆

いちいち美味しそうなんですけど!



美味しそうなステージにすっかりお腹がすいてきたところで、
スタートアップミーティングのステージは終了。

会場を移してホテルメトロポリタン盛岡ニューウィングにて「レセプション ~イーハトーブいわて復興食堂~」というのが行われました。

こちらでは先のステージで紹介したものをはじめ、様々な岩手の食を味わえるのです!!
野田村からは「復活!のだ塩福口ホタテマリネ」(えぼし荘さん)提供です♪♪


で・す・が

私はここでサヨナラ・・・(涙)


旅行関係者の皆さまはこのあとたっぷりと
”美味しいいわて”を堪能していただいたかと思います!!


ほんとーに美味しいものいっぱいの岩手です♪
というわけで、
おでぁんせ岩手!岩手に来てほしいのだ~!



【開催期間】 平成24年4月1日~6月30日

岩手県観光ポータルサイト「こちら岩手ナチュラル百貨店」
JR東日本:東日本旅客鉄道株式会社 盛岡支社
岩手日報 いわてデスティネーションキャンペーン 関連記事

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一周忌の前日である3月10日、土曜日の夜8時過ぎ。
予定より少し遅れて、国民宿舎えぼし荘にバスが到着しました。

11日に桜の寄贈・植樹を行う、「イピル・イピルの会」ボランティア植樹ツアー御一行です。


ひとまず歓談しながらお夕食。長旅、おつかれさまでした~~

野田村の仮設住宅の代表の方など10名ほどご招待いただきました!


こちらの写真は、2002年に植樹を行ったボスニア・ヘルツェゴビナのゼトラ公園内「聖ミフォビル」の紅豊だそうです。8年経つとこんなに大きくなるのですね~~。

小田村長からもご挨拶。

遅いこともあってあまりお時間がありませんでしたが、
様々な皆さまとご挨拶を交わすことができました。

みなさん本当にどうもありがとうございます。



そして翌日、ツアー四十数名の皆さまが雪の降る寒い中
えぼし荘の下にある「のだ塩工房」の法面に約30数本、
それから野田村立小・中学校に1本ずつ、役場前の花壇に3本を植樹してくださいました。



そして、祈念植樹式典が行われました。
小田村長の隣にいらっしゃるのが、「イピル・イピルの会」代表の伊藤登志子さんです。

1985年に会を結成以来、フィリピンの子どもたちの教育支援活動や、ボスニア・ヘルツェゴビナへ「平和のシンボル」として桜を贈るなど数々の支援活動を行ってきたそうですが、「皆さんの心の癒しになれば」と桜の植樹のお話をいただきました。

お話をいただいてからの数か月、「目黒のSUNまつり」では野田村の特産品を販売してくださったり、植樹のための資金作りをしてくださったり、また東京渋谷で被災地写真展を行なった野田村の漁師さんへ義援金をくださったり・・・、本当にどうもありがとうございます。


この方は駐日ボスニア・ヘルツェゴビナ日本国大使館 ファド・ジジィッチ参事官です。このお方もまた、実費でわざわざ野田村まで来てくださいました。ニコニコしてとっても元気なお方ですー!



それから先月ブログでもご紹介した「桜のちぎり絵」
村の青年代表として、「まるきん」の大沢心さんと小田洋介さんから手渡しました。

完成したちぎり絵、すてきでした!


そして皆さんで集合写真!!

今年が1年目となり、最終的に311本を寄贈・植樹いただけるとのこと。


皆さまへの感謝の気持ちと、未来の野田村へ想いを馳せながら、
成長の見守っていきたいと思います!


全国各地からの応援が、住民の復興への力になっています。
ボランティアの皆さん、この一年間、本当にありがとうございました!!


良かったらまた時折野田村を思い出していただければ・・・、
そしてさらに、また来ていただければとっても嬉しいです(≧~≦)ノ


≪3/16追記≫
↓このツアーにご参加いただいた方のブログです♪ 
岩手県野田村と岩泉町で桜を植えてきました - よこはまパークシティ
野田村の後に行かれた、岩泉町での様子もご覧いただけますので、ぜひご覧ください。



イピル・イピルの会ホームページ
岩泉町震災復興「希望の木」を植樹 - いわいずみブログ
3.11メモリアルイベント~おもとの未来に向けて~ - 鼓遊オフィシャルサイト
イピルイピルの会の伊藤様 - まるきん大沢菓子店ブログ
岩手日報 掲載記事


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岩手県九戸郡野田村(沿岸北部・三陸・三陸復興国立公園/陸中海岸国立公園・国道45号)の観光・物産・食、村の“ほっ”とな話題などをご紹介するブログです。