こんにちは。
今日はクリスマスですが、昨夜から暴風警報が発令されています。何も被害がないといいな...。
さて先日久しぶりに「
波のない穏やかな海だ~
この日は、隣のマリンローズパーク野田玉川(野田玉川鉱山跡)で約8か月眠っていたプレミアムワイン「
冬期閉鎖中のマリンローズパーク野田玉川
寒さに備えホッカイロを貼って行きましたが、そういえば坑道の中は年間を通して10℃前後。今の時期は坑道の方があたたかいんでした。
坑道の中、およそ400m先の中央ホールに樽が保管されています。
樽は一つずつ、ハンドリフトという小さなリフトで運び出すそうです。
リフトの音が坑道内に響き渡ります。
10分ほどでホールに到着。
周辺はまるで、新築の家のような木の香りに包まれていました。
いい匂いだ~
この木樽の中には、昨年の秋から冬にかけ仕込んだ赤ワインが入っています。熟成に耐えうる酸味の強い種類を入れているので、山葡萄の酸味も健在。
「山ぶどうの酸味と香りのバランスが良い魅力あるワインに仕上がったのでは」と醸造所長さんがおっしゃっていました。
木樽をリフトで持ち上げ、いよいよ運搬です!ちなみにワインの入った樽は300キロ近くもあるそうです。
歩けば平坦な道ですが、やはりわずかな段差があり慎重に慎重に。
1回で40分ほど。何往復かして、昼頃にすべての樽を運び終えました。お疲れ様です~
午後からは全ての樽の中身を一つのタンクに移す作業が行われました。
どの作業も皆さん細心の注意を払って行われていますね。
ポンプのスイッチを入れると・・・・来た来た!
樽香がたっぷり付いた芳醇な香り、そしてとても綺麗な泡です
こちらではまだ今年収穫した山葡萄ワイン(赤)の醸造中(※ステンレスタンクで二次発酵中)で、一歩入ると「ワインだー」という香りがするんですが、その香りとは全く違うものでした!
私はワインが分からないので、この嗅いだことのない複雑な香りをどうお伝えすればいいのか...。
でも醸造所長さんは“バニラの香り”とおっしゃっていました!(『バニラといえばスーパーカップ』というワインスキルゼロの私)
「いい匂いだな」「いい匂いだね」
これですぐ瓶詰かといえばそうではないそうで、ワインテイストのバランスを取る作業と、澱(オリ)を落ち着かせる清澄作業が2~3週間行われ、透明度のあるワインに仕上げるそうです。
そして1月中旬にはいよいよ濾過~瓶詰~ラベル貼り作業に入り、数量約2,100本、価格3,200円(税抜)で1月末にリリースの予定だそうです
涼海の丘ワイナリープレミアムワイン第一号の出荷まであと少し!どんな味になっているか楽しみですね。
なお、2017年新酒(赤・ロゼ)は来春3月末にお披露目予定だそうですよ。こちらもお楽しみに!
-問合せ先-
観光物産館ぱあぷる
〔TEL〕0194-78-4171
〔営業時間〕午前9:00~午後18:00 (11月~3月は午後17:45まで)
〔定休日〕9/30、1/1、3/31(年末年始は短縮営業)
※マリンローズパーク野田玉川は現在冬期閉洞中です。
※涼海の丘ワイナリーテイスティングルームは醸造期間中のため休業中となっております。
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